この記事では前日の株式市場の推移の変化と注目セクターの個別銘柄の様子についてお伝えしていく記事になります。
では早速本日のまとめから行きます!
本日の概要(まとめ)
主要指数と市場の様子
- 11月17日の米国株式市場は主要3指数ともに続落となっています。
- ダウは-0.02%、S&P500は-0.31%、NASDAQ総合指数は-0.35%と下落しています。
- セントルイス連銀総裁のブラード氏からのタカ派発言を受けて長短金利が上昇して株式相場の重しとなっています。
- 公演でブラード氏は政策金利は十分に抑制的と言える水準に達していないとし、市場の利上げ減速期待の牽制をしています。
- 政策金利に対して敏感とされる2年債利回りは4.36%から4.48%に上昇し、10年債利回りも3.86%から3.93%となっています。
【セクター】
- S&P500の11セクターは8セクターが下落となりました。
- 特に公益が大きく下落しており-1.79%となっています。
- 3セクターが上昇していますが情報が+0.21%、エネルギーが+0.12%、生活必需品が+0.02%と僅かな上昇です。
【個別銘柄】
- 半導体大手のエヌビディア【NVDA】が決算を行い一時株価は上昇していたものの-1.46%と下落しています。
- 第3四半期の決算発表では1株利益(EPS)は予想を下回り売上高は予想を上回っています。
- データセンター部門が不調のゲーム部門の低迷を相殺した形になっています。
- ただ米中の対立状況に巻き込まれており、輸出の制限などもかけられている状況です。
- アメリカ政府は先進的な半導体は中国への販売を切り離そうとしている姿勢を未だに強めており、エヌビディアはこの影響を大きく受けそうです。
- 中国の電子取引大手のアリババ【BABA】は決算を発表後の昨晩は+7.40%と株価を上昇させています。
- 株価は上昇したものの決算内容は決していいものではなく、純損益が予想に反して赤字となり、また売上高も微増(前年同期比3%)にとどまっています。
- ただ自社株買いプログラムを250億ドルからさらに150億ドル分拡大することを承認しています。
- シスコシステムズ【CSCO】は前日引け後に第1四半期の決算を発表して株価(-4.96%)を上昇させています。
- 決算では1株利益、売上ともに市場予想を上回っています。
- ガイダンスでは、23年の通気見通をし情報修正しており、企業や政府機関の支出が同社を支援する形になっています。
- 百貨店のメイシーズ【M】は決算発表を行い、+15.02%と株価を上昇しています。
- 既存店の売上が予想ほど減収にならず、1株利益が大きく市場予想をうわ待っています。
FANG+
- FANG+は全体で+0.13%と微増となっています。
- 10銘柄のうち7銘柄が下落していましたが 決算後のアリババが+7.80%と全体をお仕上げており、バイドゥも+5.10%と中国銘柄が全体を牽引していました。
- またアップルも+1.30%と上昇しています。
- 決算があったエヌビディアは-1.46%と下落、もっとも下落したのはネットフリックスで-3.51%となっています。
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目次:
2022年11月17日の米国株市場全体
全体の相場感としてはこの様になっています。
米国債
チェックポイント
- 政策金利に対して敏感とされる2年債利回りは4.36%から4.48%に上昇し、10年債利回りも3.86%から3.93%となっています。
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リンク
主要指数 週間&半年バブルチャート
大型&小型株とグロースとバリュー株
S&P500の11セクターの様子
セクターの様子に加えて、テーマ別の様子は後述します。
主要指数相場チャート
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個別銘柄ニュース
エヌビディア【NVDA】
NEWS
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- 半導体大手のエヌビディア【NVDA】が決算を行い一時株価は上昇していたものの-1.46%と下落しています。
- 第3四半期の決算発表では1株利益(EPS)は予想を下回り売上高は予想を上回っています。
- データセンター部門が不調のゲーム部門の低迷を相殺した形になっています。
- ただ米中の対立状況に巻き込まれており、輸出の制限などもかけられている状況です。
- アメリカ政府は先進的な半導体は中国への販売を切り離そうとしている姿勢を未だに強めており、エヌビディアはこの影響を大きく受けそうです。
【NVDA】銘柄の概要
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■エヌビディアはグラフィック・プロセッシング・ユニット(GPU)などのビジュアルコンピューティング技術を提供。PC向けグラフィックプロセッサ「GeForce」とメモリ製品を販売する。そのほかワークステーション向け「Quadro」、高性能コンピュータ向け「Tesla」や「3DVision」、モバイル通信向けに「Tegra」を展開。*1
最新の株価・銘柄の紹介、財務・銘柄のニュース記事
- S&P500構成銘柄
- NASDAQ100構成銘柄
- FANG+構成銘柄
- 半導体銘柄
シスコシステムズ【CSCO】
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- シスコシステムズ【CSCO】は前日引け後に第1四半期の決算を発表して株価(-4.96%)を上昇させています。
- 決算では1株利益、売上ともに市場予想を上回っています。
- ガイダンスでは、23年の通気見通をし情報修正しており、企業や政府機関の支出が同社を支援する形になっています。
【CSCO】銘柄の概要
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■シスコ・システムズはIPベースのネットワーク製品と関連通信製品を世界的に展開する米国大手。主要製品はLANスイッチ、サービス統合型ルータ、WANルータ、セキュリティーアプライアンス・ソフトウエア、ワイヤレスを含むネットワーク製品、クラウド化製品、オンデマンドコンテンツの視聴可能なソフトウエア「Videoscape」などを含む。*2
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メイシーズ【M】
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- 百貨店のメイシーズ【M】は決算発表を行い、+15.02%と株価を上昇しています。
- 既存店の売上が予想ほど減収にならず、1株利益が大きく市場予想をうわ待っています。
【M】銘柄の概要
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■メーシーズは百貨店を経営。各店舗は、有名及び自社ブランドの婦人衣料、アクセサリー、靴、バッグ、化粧品を中心に、紳士・子供用衣料、家具・室内装飾品、台所用品、寝室・浴室用品等を取り扱う。大半の店舗は人口密度の高い都市部や郊外に位置する。また、「macys.com」と「bloomingdales.com」通じインターネット販売を行う。*3
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アリババ(阿里巴巴)【BABA】
NEWS
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- 中国の電子取引大手のアリババ【BABA】は決算を発表後の昨晩は+7.40%と株価を上昇させています。
- 株価は上昇したものの決算内容は決していいものではなく、純損益が予想に反して赤字となり、また売上高も微増(前年同期比3%)にとどまっています。
- ただ自社株買いプログラムを250億ドルからさらに150億ドル分拡大することを承認しています。
【BABA】銘柄の概要
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■アリババ・グループ・ホールディングは中国の電子商取引・ITサービス持株会社。子会社を通じて、主に「Alibaba.com」で企業間電子商取引事業を展開する。オンラインショッピングサイト「タオバオ」、小売業者向けプラットフォーム「Tモール」、共同購入サイトの「ジュファサン」などを運営。クラウド関連の事業も展開。本社所在地は中国の杭州市。*4
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FANG+の様子
私の一番の投資先であるFANG+の様子をまずは見ていきます。
FANG+
- FANG+は全体で+0.13%と微増となっています。
- 10銘柄のうち7銘柄が下落していましたが 決算後のアリババが+7.80%と全体をお仕上げており、バイドゥも+5.10%と中国銘柄が全体を牽引していました。
- またアップルも+1.30%と上昇しています。
- 決算があったエヌビディアは-1.46%と下落、もっとも下落したのはネットフリックスで-3.51%となっています。
FANG+ 月間&年間騰落率マトリクス
FANG+個別チャート
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本日は時間の都合上簡易版としますので、セクターについては省略します。
まとめ
主要指数と市場の様子
- 11月17日の米国株式市場は主要3指数ともに続落となっています。
- ダウは-0.02%、S&P500は-0.31%、NASDAQ総合指数は-0.35%と下落しています。
- セントルイス連銀総裁のブラード氏からのタカ派発言を受けて長短金利が上昇して株式相場の重しとなっています。
- 公演でブラード氏は政策金利は十分に抑制的と言える水準に達していないとし、市場の利上げ減速期待の牽制をしています。
- 政策金利に対して敏感とされる2年債利回りは4.36%から4.48%に上昇し、10年債利回りも3.86%から3.93%となっています。
【セクター】
- S&P500の11セクターは8セクターが下落となりました。
- 特に公益が大きく下落しており-1.79%となっています。
- 3セクターが上昇していますが情報が+0.21%、エネルギーが+0.12%、生活必需品が+0.02%と僅かな上昇です。
【個別銘柄】
- 半導体大手のエヌビディア【NVDA】が決算を行い一時株価は上昇していたものの-1.46%と下落しています。
- 第3四半期の決算発表では1株利益(EPS)は予想を下回り売上高は予想を上回っています。
- データセンター部門が不調のゲーム部門の低迷を相殺した形になっています。
- ただ米中の対立状況に巻き込まれており、輸出の制限などもかけられている状況です。
- アメリカ政府は先進的な半導体は中国への販売を切り離そうとしている姿勢を未だに強めており、エヌビディアはこの影響を大きく受けそうです。
- 中国の電子取引大手のアリババ【BABA】は決算を発表後の昨晩は+7.40%と株価を上昇させています。
- 株価は上昇したものの決算内容は決していいものではなく、純損益が予想に反して赤字となり、また売上高も微増(前年同期比3%)にとどまっています。
- ただ自社株買いプログラムを250億ドルからさらに150億ドル分拡大することを承認しています。
- シスコシステムズ【CSCO】は前日引け後に第1四半期の決算を発表して株価(-4.96%)を上昇させています。
- 決算では1株利益、売上ともに市場予想を上回っています。
- ガイダンスでは、23年の通気見通をし情報修正しており、企業や政府機関の支出が同社を支援する形になっています。
- 百貨店のメイシーズ【M】は決算発表を行い、+15.02%と株価を上昇しています。
- 既存店の売上が予想ほど減収にならず、1株利益が大きく市場予想をうわ待っています。
FANG+
- FANG+は全体で+0.13%と微増となっています。
- 10銘柄のうち7銘柄が下落していましたが 決算後のアリババが+7.80%と全体をお仕上げており、バイドゥも+5.10%と中国銘柄が全体を牽引していました。
- またアップルも+1.30%と上昇しています。
- 決算があったエヌビディアは-1.46%と下落、もっとも下落したのはネットフリックスで-3.51%となっています。
米国株市場全体の状況やニュース、注目株、決算状況についてはこちらから
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