「分かりそう」で「分からない」でも「分かった」気になれるIT用語辞典イメージぴよ画像「分かりそう」で「分からない」でも「分かった」気になれるIT用語辞典

WAU

pointこの用語のポイント

pointサービスの利用者数だよ

point1週間あたりの数だよ

point「Weekly Active Users」の略だよ

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簡単に書くよ

WAU(読:ダブリューエーユー)とは

1週間の間に、そのサービスを利用した人の数のこと
です。


image piyo

詳しく書くよ

順番に見ていきましょう。
まずは予備知識として「ユーザ」と「アクティブユーザ」について簡単に説明します。
「そんなの説明されなくても知ってるよ!」な人は適当に読み飛ばしてください。

ユーザは「使う人」です。
もしくは「使ってよい人」です。

WAU

単語の意味から考えた方が分かりやすいかもしれませんね。
英単語の「use(ユーズ、ユース)」の意味は「使う」とかです。
接尾辞「er」を付けると「~する人」とか「~するもの」的な意味になります。
「use(使う)」と「er(~する人)」を合体させて「user(使う人)」です。

アクティブユーザは「サービスを実際に使ってくれている人」です。
登録しているだけの幽霊部員ではなく、実際に使ってくれている人を指す用語です。

WAU2

以上を踏まえて

1週間あたりのアクティブユーザ数

言い方を変えると

1週間あたりのサービス利用者数

が「WAU」です。
例えば「WAUが10人のサービス」であれば「1週間あたり10人が利用しているサービス」の意味になります。

ちなみに「Weekly Active Users(ウィークリー・アクティブ・ユーザーズ)」の略で「WAU」ね。
気が向いたら、覚えてあげてください。

WAU3

※「Weekly Active Users」を何となく日本語にすると「1週間あたりの活動的な利用者」となります。[詳細]

WAUはサービスがどれだけ盛り上がっているかの指標として使われます。

以前は会員数を指標として使うことが多かった気がしますが、Webサービスの場合、それだとあまり役に立たないのです。

例えば、登録している会員数は1万人くらいいるけど普段からそのサービスを使っているのは10人くらい、なんて事態も起こりえます。
実際の利用者数が10人だとしたら結構ショボイですよね。
ですが「会員数1万人の大人気サービス!」なんて言うことができてしまいます。

そこで「もう少し実態に近い指標はないかね?」との考えで生まれた……かどうかは知りませんが、よく使われるようになった指標が「アクティブユーザ」です。
アクティブユーザ自体の意味は「実際のサービス利用者」ですが「アクティブユーザ数」のような言い回しで「実際のサービス利用者」の意味で使われることが多いです。

さて、そんなこんなでアクティブユーザの数を数えることにしたわけですが、期間を区切って数えないと意味がないですよね?
「わわわIT用語辞典のアクティブユーザ数は1万人だよ!すごいでしょ!」と言われても、それが1日なのか、1週間なのか、1ヵ月なのか、あるいはサービス開始からの累計なのかが分からないと、本当にスゴいのかも分かりません。

期間で区切って数えないと役に立たないのです。

それでは、期間を区切りましょう。

どうします?
1日?
1週間?
1ヵ月?

その区切る期間を1週間にして数えた指標がWAUです。


image piyo2

一言でまとめるよ

まぁ「WAU」って単語が出てきたら「1週間あたりのサービス利用者数のことなんだな~」と、お考えください。

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おまけ

■訳してみるよ

「WAU」は「Weekly Active Users(ウィークリー・アクティブ・ユーザーズ)」の略です。
「weekly(ウィークリー)」の意味は「毎週の」とか「週刊の」とか「1週間あたりの」とかです。
「active(アクティブ)」の意味は「活動的な」とか「活発な」とかです。
「users(ユーザーズ)」は「user(ユーザ)」の複数形です。
「user(ユーザ)」の意味は「使用者」とか「利用者」とかです。
何となくくっつけると

1週間あたりの活動的な利用者

となります。


■違いの分かるピヨピヨ





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