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印刷2022/09/17 21:29

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[TGS2022]「ストリートファイター6」の配信番組で明らかになった新情報まとめ。新モード“WorldTour”のキャラクリに開発陣のコダワリを見た

 カプコンによるオンライン番組「TGS2022 ストリートファイター6 スペシャルプログラム」が,2022年9月17日に配信された。
 同番組は,2023年内のリリースが予定されている対戦格闘ゲーム「ストリートファイター6」PS5 / PS4 / Xbox Series X / PC,以下,スト6)を実機映像で紹介しつつ,また開発陣自らが解説を加えるというもの。情報としては9月16日に公開されたものに準じる内容ではあったが,いくつかの興味深い話題があったので,要点をまとめて紹介してみたい。
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 カプコンは2022年9月17日,対戦格闘ゲーム「ストリートファイター6」オープニングムービーを公開し,発売日に収録されるプレイアブルキャラクター18体を発表した。さらに,「恋しさと せつなさと 心強さと 2023」が日本イメージソングとして採用されることが明らかにされた。

[2022/09/17 10:50]
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 カプコンは2022年9月15日,TGS 2022公式番組で「ストリートファイター6」の最新情報を公開した。今回,明らかになったのはケン,ブランカ,エドモンド本田,ダルシムの参戦情報や,新モード「World Tour」の詳細,クローズドβテストの実施概要などだ。

[2022/09/16 00:56]
番組は本作の実況ボイスを担当する平岩康祐氏のMCの元で進行。またプロデューサーの松本脩平氏,ディレクターの中山貴之氏が登場し,各要素の紹介を行った。また番組後半にはアートディレクターの藤岡 要氏から,本作のデザインコンセプトなどが語られた
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「ストリートファイター6」公式サイト



トレーニングモードとエクストリームバトル


 番組は,前日に参戦が明らかとなった新キャラクター,ケンブランカエドモンド本田ダルシムの紹介からスタートした。それぞれの必殺技が実機でお披露目された後は,松本氏と中山氏による対戦が披露されたが,ここはとくに新しい情報はなかったので割愛する。実際の映像が気になる人は,アーカイブを確認するといいだろう。


 次に紹介されたのは,トレーニングモードと新モードである「エクストリームバトル」だ。
 トレーニングモードには,新たな機能として「簡単練習設定」が追加され,対空や差し返し,ドライブインパクトへの対応といった,定番のシチュエーションへの対応を練習できるようになっていた。
 また本作のトレーニングモードにはフレームメーターが搭載され,使用した技のフレームデータが詳細に表示されるようになった。「ストリートファイターV」でもアタックデータが表示できたが,視覚的により分かりやすくなったと言える。

トレーニングモードのメニュー。簡単設定では,シチュエーションに応じたダミーの動作がプリセットされている
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フレームメーターを表示させると,発生や硬直などの詳細情報が表示されるようになる
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 「エクストリームバトル」はラウンド開始前に表示される条件を先に満たせば勝利となる,特殊ルールによる対戦モードだ。それだけでなく,ステージにもさまざまなギミックが用意されていて,いわゆるパーティーゲーム的な対戦が楽しめる。

エクストリームバトルでは,ラウンド開始前に勝利条件が表示される
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こちらは闘牛が突っ込んでくるギミック。パーティーゲームとしてなら,これぐらいでちょうどいい
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「World Tour」モードとキャラクタークリエイト


 お次は「World Tour」モードの紹介だ。本作の目玉ともいえる新要素のWorld Tourは,簡単に言えば,アクションアドベンチャー風のストーリーモードということになるだろう。とはいえ無限にハマれてしまいそうなキャラクタークリエイト要素があり,キャラクターの育成や衣装のカスタマイズが可能で,かつメトロシティを自由に歩き回れるなど,単なるオマケには止まらないボリュームを感じさせる。
 開発陣の話しぶりからも,シリーズを初めて遊ぶ人に向けたモードであることがうかがえたので,筆者のような対戦から遠ざかってしまったような人や,そもそも対戦に興味がない人にも世界観の面からファンになってもらいたい,という狙いなのだろう。


 話を戻そう。配信ではWorld Tourの開始から10分程度のプレイデモが公開された。オープニング映像が終わるとキャラクタークリエイションが始まって,そこから物語がスタートする。どうやら格闘ゲームとしてのチュートリアルも含まれているようで,ひとしきり操作を覚えて,いよいよメトロシティに繰り出すというところで,デモは終了となった。

World Tourの主人公は,ルークのところに弟子入りしてきた門下生という設定だ。基本的にはTPS視点で,バトルが始まると格闘ゲームの視点になる
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こちらはTPS時の移動のチュートリアル
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TPS時はカメラも操作できる
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いつもの対戦画面でのチュートリアルも
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今回のデモはここまで。恐らくここから「リュウが如く」が始まるのだろう
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 さてWorld Tourのキャラクタークリエイトについて,もう少し細かく見ていこう。今時のゲームではもはや珍しくない要素ではあるが,その中でも本作は,かなり豊富なパラメータが用意されている。パラメータの豊富さとはすなわち自由度の高さなので,これは非常に重要なことである。

人体の構造からは外れないシステムのようだが,人外的なアバターも作れそうだ
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 プリセットがあるのは当然として,各パラメータを細かく見ていくと,BODYのパラメータには「身長」とは別に「座高」が用意されているのが目を引く。上半身では「頭の大きさ」「首の長さ」「首の太さ」「肩幅」「広背筋の大きさ」のパラメータを確認できたほか,体型が作りやすいようトライアドも用意されていた。このほか筋肉量肌の色体毛といったカテゴリもあって,かなり詳細にイメージを詰めていける。
 ちなみにここでいうトライアドとは,3つの頂点を持った座標空間のことで,この座標を動かすことで,各パラメータを手軽に調整できる。筋肉量の項目が分かりやすいが,ここでは「筋肉」「脂肪」「筋肉+脂肪」の3頂点で調整が可能になっていた。一部のゲームではおなじみの機能だが,パラメータの調整は往々にしてスライダーになっていることが多く,細かく設定できる半面,おおざっぱに詰めていくことが難しいケースが散見される。その点トライアドは,キャラクタークリエイトのとっつきにくさを回避する方法として正解だろう。

アイデンティティからして今風だ
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プリセットは全身のプリセット,体型のみプリセット,ランダム生成,顔のブレンド整形が用意されている
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身長と座高。隣りにあるルークのポップスタンドは,バランスを取るためのアイテムだ
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筋肉量(脂肪量)はトライアドで決定する。このトライアドは体型のあちこちに用意されていて,まずおおざっぱに決めてから,細かく詰めていくスタイルが推奨されていることが分かる
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体毛。毛量や毛質,カラーの3項目を,胴体正面と背中に分けて設定できる
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肌の色。光沢,メタリック,発光といったパラメータも用意されている。下はアグネスタキオンのトレーナーだろうか
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 顔のパラメータは,地球上の人間をほぼ再現できるだけのものが用意されている。眉の骨格だけで3項目あるなんて驚くほかない。鼻のパラメータ次第ではあるが,2.5次元的なアバターも可能ではないだろうか。ボイス設定も数が多く,これだけアバター要素が充実しているなら,コスチュームの豊富さにも期待が持てる。ここは続報に期待したいところだ。

首から上の項目も当然細かい。眉の骨格の件からも,その本気度が知れるというものだ
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ペイントやボイス設定も,もちろん設定できる
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考え抜かれたキャラクターデザイン


 番組の後半には,アートディレクターの藤岡氏によるキャラクターデザインにまつわるトークが展開された。ここでもとくに新情報が明かされたわけではないが,氏の話はとても興味深かったので簡単に触れておきたい。
 とくにアフリカ系アメリカ人女性は末端が細めの体躯傾向にあるといった人種の違いによるデザインや,性格やアクションからシルエットや腕の太さ,筋肉の付き方が決まっていくという話が面白く,先のキャラクタークリエイトのパラメータの多さは,こうした表現を実現するためと考えると,非常に納得のいくものと感じられた。興味のある人は,こちらもぜひアーカイブを確認してほしい。

 ともあれ本作がWorldTourでやろうとしていることへの熱量は本物のように思える。その全貌は明らかになっていないものの,キャラクタークリエイトの細かさや,背後にある考え抜かれたキャラクターデザインはその証左だろう。筆者には,それがストリートファイターというフランチャイズを,世界観を軸に拡張することに思えるのだが,果たしてどうだろうか。

ルークの前腕部が太い理由や,キンバリーのシルエットの由来,酔拳とブレイクダンスを軸としたジェイミーのアクションなど,いずれもこだわりが垣間見えるトークテーマとなっていた
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ブレイクダンスのモーションキャプチャーの様子も紹介された
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おなじみのキャラクターについての解説は軽めだったので,こちらもいつか掘り下げられることに期待したい
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