東京ゲームショウ2024のインディーゲームコーナーの一角に，GamerSky Gamesがブース出展していた。プレイアブル展示されていたタイトルの1つ「オリ棒の異世界冒険：ナイフ一本だけで世界制覇」の試遊レポートをお届けしよう。


　本作は「Mount & Blade」にインスパイアされたアクションRPGだ。プレイヤーは，竜のブレスに焼かれ，「オリ棒」（“オリジナル棒人間”の略らしい）に生まれ変わり，冒険の旅に出る。

　本作に登場するオリ棒は，何やら特別な力を持った伝説的な存在らしく，自分がなぜオリ棒になったのか，そしてどうすれば元に戻れるのか，さまざまな謎を解き明かすため，東奔西走することになる。
　世界観は完全なるファンタジーだ。山賊といった人間だけでなく，ゴブリンやスケルトンといったモンスターも存在する。

オリ棒の説明。なかなかひどいことが書いてある。この世界の住人には黒い炭に見えてるのだろうか。そうだとしたら恐怖体験である

　ゲーム自体は，Mount & Bladeにインスパイアされているだけあって，似ている部分も多い。キャラクター作成では，背景や能力値の設定などもあり，スタートから自分なりの設定をもってゲームをスタートできる。

プロローグ。どこかで見たような馬車に乗ってスタートする

　フィールドマップを旅して，敵と遭遇すれば戦闘画面に切り替わるという部分も同じだが，戦闘自体は見降ろし型のアクションとなっている。
　［W/A/S/D］で移動，［Shift］キーで短距離ダッシュ，左クリックで攻撃，右クリックで防御とシンプルな操作だ。味方に指示も出せる。

操作説明画面。適当さを感じるが，これはこれでよく考えられてるな，と思った次第。だって操作方法は，これだけで十分に分かるんですもの

　敵に勝利すれば戦利品を得られ，それらを売って資金を集め，装備を購入したり，仲間を募集したりしてゲームを進めていく。一匹狼として生きてもいいし，大部隊を率いてもいいしで，遊び方の自由度はなかなかに高い。

敵を倒すと戦利品を獲得できる

酒場では仲間を募集できる。等級があって強さが変わるようだ

　貿易，戦闘などいろいろなことができるが，アップデートでは城や町を占領できる「勢力システム」，商隊を運営する「商業システム」，土地を購入して作物を栽培する「農業システム」，工場で商品を製造する「工業システム」，傭兵ギルドや盗賊ギルドに参加できる「ギルドシステム」などが追加される予定とのこと。
　発売は，2024年第4四半期を予定している。日本語にも対応しているので，興味のある人はチェックしておこう。

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