片付いてると作業もはかどるんですよね。はい。
大小のお皿にカップにお鍋、道具類、調味料、食材などなど。キッチンにはいろんなものが混在していてなかなか片付きません。また、片付いてるだけじゃなく、必要なものを取り出しやすく、しまいやすく収納することも大事です。この記事では、そんなキッチンの課題をすっきりさせるためのいろんなツールやアイデアをご紹介します。
1.ヨコのものをタテにする
棚の中に仕切りを入れて、トレーとかバットといった平らで大きいものをタテに収納すると出し入れしやすいです。ホームセンターなどにある1cmくらいの厚さの板を切ったものを自分で棚に付けてもいいし、こういう「ディッシュスタンド」みたいなものを置くのも一案です。
2.タテのものはナナメにしない
○イックルワイパーみたいなものって、ただクローゼットの中に立てかけて置いたりすると余分なスペースを使ってしまいますし、他のものを取ろうとしたときに倒れてきたりして厄介です。でもこんなちょっとした道具を使えば、ほうきとかモップ、ワイパーの類をクローゼットのドア裏にすっきり収納できます。
3.大きな鍋類は吊り下げる
大きな中華鍋とかパスタ鍋なんかがあると、それだけでひとつの棚が埋まってしまいます。それに積み重ねて置いておくと、取り出すときもいちいち全部出さなきゃいけなくなったりして手間がかかります。壁にかけるのもアリですが、天井にこんなラックを取り付けてそこから吊り下げると、素敵な見せる収納ってやつになって、使い勝手も良いです。
4.鍋ぶたはまとめて収納
お鍋のふたを収納する方法は、実はいろいろあります。上記の1.で紹介したようなスタンドを使うのも手ですし、スライド式の棚に入れるのもアリですし、キャビネットのドアの裏側に取り付けられる、こんなのもあります。1000円以下で、ネジなどもないので賃貸の家でも使えます。ただ、キャビネットの内側に十分なゆとりがあるか、あたってしまう棚などがないかには注意してください。
5.キャビネットの底面にビンを取り付けてみる
ジャム容器に使われるような、フタを回して開閉するビンを使います。フタに小さな穴を開けて、カウンター上のキャビネットとか棚の外側の底面にネジでくっつけてしまいます。このとき、ネジが長すぎると、取り付けるキャビネットとか棚板を通り抜けてしまうので気を付けましょう。フタをしっかり取り付けたら、砂糖とか塩を入れたビン本体を回して、フタにくっつけます。
6.スライド式の棚を取り付ける
キャビネットから棚全体をスライドして取り出せるシステムは、キッチン収納におけるひとつの革命でした。特にキャビネットの奥行が深い場合は、普通は見えにくく取り出しにくい奥の方のスペースまで有効活用できます。DIY好きな方なら自分でも作れそうですが、たとえばこのストッカーは2000円で買えます。7.キャビネットの足部分に引き出しを付ける
これはちょっとしたリフォームになりますが、その分効果的です。キャビネットの下の足の部分をくりぬいて、そこに引き出しを取り付けるんです。引き出しの高さは10cm程度になりますが、奥行きはキャビネットと同じくらい確保できるはずです。なので、薄くて長いトレーとかまな板みたいなものを入れておくのにちょうどいいサイズになります。
8.「島」を買う
既存の収納スペースではどうしても足りない、ということもあります。そんなときは、こんな感じのアイランド的な、ポータブルかつすっきりしたカートみたいなものを導入するのも良いです。
9.小さい棚を壁に
小さなスパイスやら調味料、缶詰の収納には、ホームセンターに売っているような細長い板を切って壁に付けて、棚を作ってしまいましょう。棚と棚の間隔は入れるものに合わせて小さめでOKです。
10.いらないものは、捨てる
キッチンに限りませんが、1年間使っていないものがあったら、それは捨てた方がいいかもしれません。もらいものの同じようなお鍋がいくつもあるとか(うちです)、フタのとれたプラスチック容器または本体のないフタとか、「たまに使うから」「そのうち片割れが見つかるから」とずっと棚に入れっぱなしにしているのはスペースの無駄使いです。
訳者もキッチンは狭いのに物が多くてごちゃごちゃになりがちなので、耳(目)が痛い記事でしたが、壁に付ける棚とか試してみたいです! 他にも「これですっきりした」とか、「これ買ったけど使いづらかった...」などなど、コメントでお寄せいただければ幸いです。
Brett Martin(原文/miho)