本日発表されたワコムの新製品「Intuos Creative Stylus」と「Cintiq Companion Hybrid」を触る機会をいただけたので、ご紹介します。
Intuos Creative Stylusは「あなたのiPadを最高のキャンバスに」というコピーの通り、iPadで使われる前提で作られたスタイラスペンです。2048レベルの筆圧機能に対応しているため、こまかーいペン入力をできるのが特徴。サイドスイッチが2つ用意されているので、ここにショートカットを割り当てることも可能です。あと細かいけどいいとこ突いてるな〜と思ったのは、画面に手が触れていても誤動作が起こらないパームレジェクション機能です。気が利いてます。
「Intuos Creative Stylus」対応アプリとして、ワコムのBamboo Paper、Autodesk SketchBookシリーズ、Adobe ideasなどが予定されています。接続はBluetooth 4.0。アルカリ単6電池1本で約150時間稼働するそうです。対応機種は第3世代iPadとiPad mini。色はブラックとブルーが用意されています。詳細は公式サイトへどうぞ。
今回軽く触らせてもらえたんですが、その書き心地は素晴らしいの一言。プロのクリエイターの方にも満足してもらえそうなスタイラスだと思います。
iPadでスタイラスは使わない派だったんですが、ノートアプリを使ってメモを取るのはいいかもと思えました。やっぱスタイラス使いたいなぁ〜となったときに真っ先に思い出したいスタイラスペンです。
9月13日から直販サイト、量販店で発売予定。9800円です。
そしてもう1つは「Cintiq Companion / Hybrid」。
Cintiqシリーズを外でも使えるようモバイル化したもので、Windows 8搭載のCintiq CompanionとAndroid搭載のCintiq Companion Hybridの2つからOSを選ぶことができます。
両モデルともIPSの13インチディスプレイを搭載し、解像度はフルHDの1920x1080。2048レベルの筆圧に対応し、Win 8版はCore i7、Android版は NvidiaのTegra 4が搭載されています。メモリは16GBか32GB。
Android版だとPhotoShopなどなどの対応ソフトが使えないのがネックになると思いますが、外でもCintiqを使えるため、クリエイターの方はまさに待ち望んでいたんではないでしょうか。
Windows 8版のSSD 256GBモデルが198000円。512GBモデルが248000円。Android版はSSD 16GBモデルが158000円。32GBモデルが168000円です。9月下旬発売予定です。
お絵かきライフにおひとつどうぞです。
ワコム広報、マーケティングの方々です。今日はお時間いただきありがとうございましたっ。
[Wacom | プロフェッショナル向けクリエイティブタブレットCintiq Companion , Wacom | iPad用スタイラスペン Intuos Creative Stylus]
(大野恭希)
※価格と誤字のご指摘ありがとうございます。修正いたしました。