Home 会社情報 社長挨拶

社長挨拶

Message from the President

代表取締役社長 河端 伸一郎

日本の絶頂を知る最後の世代

近頃、学生と会話をして感じるのが、彼らの世代は生まれてから日本経済が下り坂を転げ落ちるところしか知らない世代だという事です。
それに対し私自身は、学生の時に短期間ながらアメリカの大学に留学をしたことが私の人生に大きな影響を及ぼしました。
当時の日本経済は、バブルの名残でまだ世界中で、SONYやPanasonic等のブランドがもてはやされており、大学の授業でも多くの日本的経営の研究がなされていました。そこには世界一強い日本がありました。 私はそれを日本の外から見た最後の世代ではないかと思います。
そして自分が社会に出る頃にはバブルが崩壊し、それ以来右肩下がりの経済を経験してきました。私がインターネット業界に足を踏み入れたのは1998年ですが、何故起業したのかといえば、それはバブル崩壊後に自信を失っていた日本のビジネス界をインターネットの力を持って社会を変革し、改めて元気な日本を造れるのではないかという確信を得たからです。それから15年以上たった現在、自社の力はまだまだですが、アフィリエイトという事業を通じて、広告業界が「費用対効果」を徹底して考えることが浸透してきたという点では、少なからずインパクトを残せてきているのではないかと思います。
とはいえ、創業時に思っていた日本全体が元気になるようなビジネスを造るにはまだまだこれからだと思っています。

海外での事業展開に力を入れる理由

最近では、インターネット業界各社も海外進出する会社が増えてきました。しかし、その大半はアジア各国での安い人件費を利用したオフショア開発などが多く、事業のマーケットとしてとらえている企業はまだまだ決して多くはありません。
確かに現状だけを考えれば、マーケットの小さいアジア諸国に進出するよりは、すでに市場が存在しており、勝手を知る日本だけで事業展開をした方が効率的かもしれません。それでも私たちがアジアでの事業展開を行うのは、世界で活躍するネット企業の先兵となりロールモデルになりたいからです。アジア開発銀行によれば、2050年の世界総生産(GDP)におけるアジアの割合は、現在の27%から52%に倍増すると予想されています。このような大きな成長市場がすぐ近くにある以上、多少時間が掛ってでもそこにチャレンジしない理由はないと思っています。「日本」という市場は、今後大きく拡大するのは難しいかもしれませんが、「日本人」は世界をフィールドとして戦えるのだと確信しています。まずは世界の中のアジアというエリアで大きなポジションを取り、将来的には欧米なども含めた世界中で使われるサービスを提供したいと思います。そうして各国の人たちと協力し、世界レベルでのWin-Winをつくっていきたいと考えています。

新しい「価値」をつくる必要性

当社がグローバルで活躍するためには、我々が各国へ何か貢献するものがなければなりません。現在当社では、創業以来提供してきた「アフィリエイト」を、各国で展開しています。日本からノウハウを伝えに行った当社の海外メンバーも、それを貪欲に学ぼうする各国のメンバーも、非常に高い意識で取り組んでいます。今後のインターネットは、WEBだけではなく私たちの身の回りの至る所に影響を及ぼしていく中で、私たちも更に多くのインパクトを世の中に提供し、新しい時代を切り開く新しいサービスをもっと造りたいと考えています。そして、日本を含む各拠点で新しいサービスを生み出し、世界的に広げていくような日本の新しい企業のロールモデルになることを目指しています。

トップに戻る
当社のウェブサイトは、サイトの利便性の向上を目的にクッキーを使用しています。サイトを閲覧いただく際には、クッキーの使用に同意いただく必要があります。
クッキーポリシーの詳細は、こちらをご覧ください。
pFad - Phonifier reborn

Pfad - The Proxy pFad of © 2024 Garber Painting. All rights reserved.

Note: This service is not intended for secure transactions such as banking, social media, email, or purchasing. Use at your own risk. We assume no liability whatsoever for broken pages.


Alternative Proxies:

Alternative Proxy

pFad Proxy

pFad v3 Proxy

pFad v4 Proxy