Home » 参考図書 » フューチャリスト宣言

フューチャリスト宣言
梅田 望夫 茂木 健一郎
筑摩書房 (2007/05/08)
売り上げランキング: 104
おすすめ度の平均: 4.0
5 読後感が気持ちいい!
5 ューチャリスト同盟に参加
4 日本人論として
[スポンサードリンク]

梅田望夫・茂木健一郎の両氏が、お互いに、
「そう、そう、そう、そう」
「そうだよねー、そうなんだよねー」
「異議なし」「異議なーし!」
と延々言い続けてるような感じの本です。

梅田望夫氏の対談といえば、2006年12月に平野啓一郎氏との「ウェブ人間論」が出てるわけですが、私には今回の「フューチャリスト宣言」の方が数段面白く(楽しく)読めました。

私は対談本がホントに苦手なのですが、本書は対談でありながら対談的ではないからかもしれません。

梅田望夫・茂木健一郎、ご両人の考え方が近いこともあり、「梅茂木 望一郎」氏の著書と言えてしまう内容だからかもしれません。(いわゆる対談本がお好きな方にとっては、この点が不満になるのでしょうが...)

私は2002年7月まで談合社会の中に身をおいて、ボロボロになりながらWebアプリの開発などをやっていました。その当時と同じ状況でこの本を読んでいたら、今の自分のように本書を楽しく読むことができたのだろうか、とも思います。

その当時の私は、インターネット・PC・ITについて、随分と悲観的な見方をしていた記憶があります。

その後約1年のギャップイヤーを取って2003年10月から個人で仕事をはじめ、余裕のできた今だからこそ、
「未来は予想するものではなく、創り出すものである。」(P15)
という言葉に大いに共感し、一緒になって「そうそう!」と思いながら楽しく読めるのかもしれません。

いずれにせよ今の私にとっては
「細部をつついて批判するのがバカバカしいような明るい本」(P212)
であるのは間違いなく、
「よし、がんばろうっ」
という気分にさせてくれる本です。

[スポンサードリンク]

Home » 参考図書 » フューチャリスト宣言

「参考図書」の記事一覧

検索


Copyright © インストラクターのネタ帳 All Rights Reserved.

. pFad - Phonifier reborn

Pfad - The Proxy pFad of © 2024 Garber Painting. All rights reserved.

Note: This service is not intended for secure transactions such as banking, social media, email, or purchasing. Use at your own risk. We assume no liability whatsoever for broken pages.


Alternative Proxies:

Alternative Proxy

pFad Proxy

pFad v3 Proxy

pFad v4 Proxy