北陸銀行は5日、勝山市で地元建設会社と連携して、福井県立大が4月に全国で初めて設置する「恐竜学部」の学生向けマンションを新築すると発表した。マンション1階には同行勝山支店が入り、店舗併設の学生マンションを企画するのは同行では初めて。来年3月の入居開始を予定し、学生の生活基盤を支え、地域の活性化に貢献する狙い。 マンション「白亜紀ダイナ荘(仮称)」は3階建てで、2、3階に10戸(間取り1K)を設ける。現在の勝山支店の駐車場に建設し、10月の完成予定。地元の大北(だいほく)久保建設と連携する。 マンションの建設中も支店は営業を続け、11月4日にマンション1階に移転する計画。現在の支店の建物を取り壊し、マンションの住民向けと支店用の駐車場計17台分を整備する。 恐竜学部は福井の自然環境を生かし、恐竜や地質・過去の気候などを学ぶ。マンション建設は勝山市の同学部生向け賃貸共同住宅建設補助金を活用する
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