犬鷲型は、大鷲型の後継となる沿海哨戒用のミサイル艇である。計画では、高度な戦闘システムと対艦ミサイルと砲熕兵器が連接されたことにより、浦項級コルベットの任務の一部を代替することも可能になり、北朝鮮と武力衝突が繰り返されている北方限界線近くの西海五島付近の海域に仁川級フリゲートと共に投入される予定である。当初は24隻を建造する計画であり、これに10隻追加建造する構想もあったが[1]、最終的に当初の計画から6隻減じた18隻を建造する計画となった[2]。1隻あたりの建造費は850億ウォンである[2]。 1番艇は第2延坪海戦で戦死したチャムスリ級357番艇の尹永夏艇長から名付けられ、初代艇長には第1延坪海戦で活躍したアン・ジヨン少領が任命された[3]。 本級の初期型に関しては様々な欠陥が報道されていた。1番艇は就役前に、ウォータージェットエンジンから潤滑油が漏れる、ディーゼルエンジンのエアタンクか
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