ラフレさいたまへ行ってみた 建設費286億円、かんぽの宿はおまけ? (1/2ページ) 2009.2.6 09:59 日本郵政が全国の「かんぽの宿」をオリックス不動産へ109億円で一括売却することに鳩山邦夫総務相が異を唱えた問題は6日、売却が白紙撤回されたことで混迷の度を深めている。疑念は、全70施設の中に建設費約286億円の宿泊・健康増進施設「ラフレさいたま」(さいたま市)も含まれていたことに集まっている。渦中のラフレで、温泉につかりながら考えてみた。上田知事「勝手に売却困る」 JRさいたま新都心駅から徒歩5分。銀色に輝く円柱形の8階建てと15階建ての高層ビルが組み合わさった斬新な建物が見えてきた。隣は大規模郵便局で、周辺では郵便配達のバイクが走り回っていた。 エントランスは5階まで吹き抜けのゴージャスなつくり。2~5階は和食や中国料理、バーをはじめ大小の宴会場や結婚式場がそろう。6~8