著名人の墓を巡る人々「墓マイラー」に「聖地」と呼ばれているのが多磨霊園です。東京都内に8カ所ある霊園の中で、青山霊園、谷中霊園などに比べれば、郊外にある多磨霊園が、「墓マイラー」をひきつける魅力とは? 著名人の多さ、広大な敷地が魅力 多磨霊園は、国内初の公園墓地として1923(大正12)年に開かれました。多磨霊園の埋葬者の総数は約42万3700体。そのうち著名人の墓は150と言われています。 その歴史の長さから、多くの政治家や軍人、作家などが眠っています。都心から離れた場所にあり、約128万平方メートルの敷地のうち墓所は半分以下で、自然溢れる静かな場所として知られています。広大な敷地の中には、個性的な墓石も少なくありません。 著名人の多さ、ゆったりとまわれる環境、そして個性派墓石の存在などから、「墓マイラー」には「聖地」として親しまれています。
