買った当初は快適だと思っていたPCも、1年、2年と使っていくうちに、アプリケーションの起動の遅さが目につき、不要なソフトを一掃するためにOSをクリーンインストールしたり、あるいはいっそのこと新しいPCの購入を検討する――誰しもそんな経験があるはずだ。確かにPCは、冷蔵庫や洗濯機のような家電とは異なり、急速な技術の進歩と短い製品投入サイクルによって、陳腐化しやすい商品といえる。 ただ、もしここ数年以内にノートPCを購入したのなら、なかなか進まないWindowsの起動画面を眺めてイライラしているからといって、買い替えまで考えるのは早計かもしれない。PCを使う用途が、未圧縮HD動画の編集や3DCG制作のような負荷の高い作業でなければ、仮に新しいPCを購入したとしても、はっきりと分かるほどの快適さにつながるかどうかは微妙だろう。それよりもむしろ、内蔵ストレージをSSDに変更するほうが体感的にも性能
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