ぼくは、2018年に出版社を辞めました。 そのあと「言葉」を軸にした小さな会社、WORDSをつくりました。 独立当初は、主に本の編集やライティングの仕事をしていました。しかしあるとき経営者のnoteを編集するという仕事をいただき、思いのほか多くの人に読んでいただきました。 それをきっかけとして「広告」や「広報」に近いお仕事も増えていきました。これは独立のときには想定していなかったことでした。 言葉を軸にいろいろと仕事をしていくうちに、出版業界でなくても編集者(および編集視点でライティングができる人材)が必要とされていることに気づきました。 それはどういうことなんだろう? 何が起きているんだろう? と、しばらく考えてきたのですが、出た答えが「世界がコンテンツ化しているから」というものでした。 「コンテンツ」という言葉を出すと、出版やメディアの世界の話だと思われがちです。しかし最近は、あらゆる
