NATO軍による誤爆を受け、パキスタン・カラチ(Karachi)で反米デモを行うイスラム教政党「ジャマティー・イスラミー(Jammat-e-Islami)」の支持者ら(2011年12月20日撮影)。(c)AFP/ASIF HASSAN 【12月23日 AFP】北大西洋条約機構(NATO)は22日、NATO軍機による誤爆でパキスタン軍兵士24人が死亡した問題で、NATOとパキスタン軍の双方が誤りを犯したとの調査結果を発表した。 11月25、26両日に起きた誤爆で、米国とパキスタンの関係は一段と緊迫。NATOは声明で、犠牲者の家族に心からの哀悼の意を表した。 NATOは「調査の結果、NATOとパキスタン軍の双方が、空爆前と空爆実施後の交戦で、場所や行動を適切に調整できなかったことが誤爆を招いた」と結論付けた。 米国防総省は、適切な連携の欠如が誤爆の一因であり、相互の信頼感が欠けているという課題
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