「ウィキペディアは嘘つきだ!」 イーロン・マスクはかねてより、世界中の人々が利用しているウェブの百科事典「ウィキペディア」を敵視してきた。 インド紙「タイム・オブ・インディア」によれば、彼は2023年10月、「ウィキペディアの名称を『ディキペディア(Dickipedia)』(男性器を指す俗語のDickにかけている)に変更したら10億ドル提供する」と語っている。 2024年12月末にも、彼はXで「ウォキペディア(Wokepedia)」(「社会問題に対して関心があること」を指すスラングの「Woke」とかけている。「意識高い系」のように使われることもある)に寄付をしないようフォロワーに呼びかけた。仏紙「ル・モンド」によると、それはウィキペディアの「左傾化に抗議するため」だ。 ちなみに、ウォキペディアという名称は「米国の極右アカウントが使いはじめたもの」だ。彼らによれば、ウィキペディアは、マスクや
