北海道議会の小畑保則道議(65)が欧州視察の際に航空機内で暴言などを吐いた問題で、小畑氏は22日、辞職願を議長に提出し、即日受理された。記者会見した小畑氏は酒に酔った状態でリクライニングシートの角度をめぐり、前と後ろの乗客と仲介した客室乗務員(CA)とトラブルになったと説明した。 小畑氏によると、道議会の海外調査団として13日、ドイツとフランスで酪農家などの視察へ成田発フランクフルト行きの日本航空機に搭乗。数時間後にウイスキーのお湯割り3杯と焼酎のお湯割り1杯を飲んだ。 しばらくして、後ろの日本人乗客からコンセントを差し込みたいとして、CAを通じて小畑氏にリクライニングシートをいったん戻すよう依頼。理由を知った小畑氏はCAに対して暴言を吐き、拳を振り上げたりした。さらに、小畑氏は前の座席のリクライニングの倒し方についてCAに暴言を吐いたとしている。 視察には道議8人が参加したが、他の道議は
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