誤り検出と誤り訂正 デジタルデータはノイズなどの影響により誤ったデータを送受信してしまうことがあります。メモリなどの場合、ノイズなどの影響により誤ったデータが書き込まれてしまうことがあります。この誤ったデータを検出、訂正するために、デジタルデータの送受信や、メモリへの書き込みの際には、誤り検出・訂正符号というものを用います。この誤り検出・訂正符号には様々なものがありますので、数回の記事に分けて、この誤り検出・訂正の基本的内容と、代表的な使用例(パリティ・チェック、チェックサム、CRC、ハミング符号、BCH符号など)について記載していきたい思います。今回の記事ではこれらの代表的な符号にはどういうものがあるのかを説明します。また、それらの中で最もベーシックなパリティ・チェック及びチェックサムについて、その仕組みと使用方法について解説します。 誤り検出・訂正符号とは メモリなどのデジタルデータの
