※本記事は Classi Advent Calendar 2020 の2日目の記事です みなさん、こんにちは。Classi データAI部 データサイエンティストの廣田と申します。 ある日の社内輪読会でハミング符号の話が登場し、面白そうだったのでnumpyで実装してみました。本記事ではその内容をご紹介したいと思います。 本記事の概要 (7, 4)ハミング符号をnumpyで実装 本記事で実装する処理の全体像は下記の図の通りです ハミング符号概説 2値線形ブロック符号のひとつ 1ブロックあたり1ビットの誤りを検出・訂正できます まず本記事の概要にある図を見てください。上の方に書いてある処理から順に実装していき、最後に全処理をつなぎ合わせます。 GF(2) 上における計算方法について ハフマン符号化・復号化では2元ガロア体 GF(2) 上のベクトル・行列の加法・乗法が必要となってきます。この計算方
