ふだんExcelを利用していて、これができればもっと作業が効率化する、あるいはデータを有効活用できると思ったことはないだろうか。ただ、問題点を認識していても、作業のための時間がなかったり、Excelでそれをどう解決すればよいのか分かっていなかったりすると、なかなか実現に移せない。そんな場合に役立つのが、Excel for Mac 2011に付いている「テーブル」機能だ。 この機能を使えば、入力した表を「こうしたい」と思うデータに簡単に変換できる。ワークシートに一定のルールに従ったデータが入力されていれば、データの任意の場所をクリックするだけで、データを並べ替えたり、抽出したり、集計したりといった機能を利用できるようになる。並べ替えの際に範囲を指定したり、セルに関数や数式を設定したりといった面倒な作業が必要なくなる優れものだ。住所録のような簡単なデータ整理から、売上高集計のような表計算まで、
