6月5日、インターネット全体を支配するかにさえ見えた米フェイスブックだが、一夜にして頂点からの転落もあり得るネット業界では、同社がすでに「中年の危機」にさしかかっているとの声もささやかれ始めた。写真は5月撮影(2013年 ロイター/Dado Ruvic) [サンフランシスコ 5日 ロイター] - インターネット全体を支配するかにさえ見えたソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)世界最大手の米フェイスブック。しかし、一夜にして頂点からの転落もあり得るネット業界では、フェイスブックがすでに「中年の危機」にさしかかっているとの声もささやかれ始めた。 ネットユーザーのフェイスブック離れが始まっているとの懸念は、米株市場全体が堅調に推移する中で同社の株価を圧迫している。4日の終値は23.52ドルと約半年ぶりの安値水準となり、昨年5月の新規株式公開(IPO)時からは約40%の下落となった。