Googleは特定の相手を付け狙って電子メールやソーシャルメディアのアカウントを乗っ取る「マニュアル・ハイジャッキング」の実態調査結果を公表した。 米Googleは11月6日、特定の相手を付け狙って電子メールやソーシャルメディアのアカウントを乗っ取る「マニュアル・ハイジャッキング」の実態に関する調査報告書を発表した。 Googleは、プロの攻撃者が相当な時間を費やして特定の相手のアカウントを乗っ取り、金銭被害などを生じさせる攻撃をマニュアル・ハイジャッキングと命名。1日の発生頻度は100万人中9例と極めて少ないものの、重大な被害が生じることから対策強化の一環として調査に乗り出した。 マニュアル・ハイジャッキングでは詐欺メールや偽サイトを使ってユーザー名やパスワードを入力させる手口がよく使われる。ほとんどのユーザーは、フィッシング詐欺などに自分はだまされないと思っているが、Googleの調査
