国交省が冬用タイヤ実装着のトラックについて、立ち往生した場合に行政処分の対象とすると警告を出したことがニュースになっていたのでメモ。
最近の雪でトラックが立ち往生することが多くなっているので、国交省も結構強い口調で警告しています。

• 冬用タイヤ装着について（注意喚起）～ノーマルタイヤやチェーン未装着で走行～ - 中国運輸局
• 降積雪期における輸送の安全確保の徹底

再三の警告も「ノーマルタイヤのトラック」相次ぎ立ち往生「行政処分の対象」国が通達 | 乗りものニュース

この通達では降積雪期の安全確保の徹底を求めるとともに、冬用タイヤ未装着等で事業用自動車が立ち往生した場合「事業者へ監査を行い、場合によっては行政処分の対象とする」としています。

荒川水系荒川及び入間川流域国管理河川からの氾濫を想定した水害リスクマップ(浸水発生)【現況河道】

国交省が国土交通省が国管理河川の水害リスクマップを公表していました。

• 水害リスクマップ一覧 - 国土交通省水管理・国土保全局

今の住まいから一番近い国管理河川は荒川なので、そのマップを調べて見た結果は図のような感じでした。綺麗に山手線の外側になっていることが分かります。とりあえず文京区内は荒川からの水害の心配はなさそうですね。現実問題としては文京区の神田川からのという感じでしょうか。

報道発表資料：河川氾濫による浸水の頻度を見える化（国管理河川）
～水害リスクマップ（浸水頻度図）のポータルサイトを開設～ - 国土交通省

国土交通省では、これまで、住民の避難等を目的として、洪水ハザードマップのもととなる洪水浸水想定区域図（想定最大規模の洪水を対象）を作成・公表してきました。これに加え、今般、防災まちづくりや企業立地の参考となることを目的として、「水害リスクマップ（浸水頻度図）」を作成し、ポータルサイトを開設しました。

2022 年 6 月 20 日から 100g 以上のドローン（無人航空機）の登録が義務化されることに伴って、12 月 20 日から事前登録がスタートしています。

以前は 200g だったはずなので、だんだん要件が厳しくなっていますが、近年の状況を鑑みると仕方がないのかなという感じもします。
登録は３年ごとの更新登録が必要で、書面による申請の手数料は 2,400 円（オンライン申請の手数料は、900 円又は 1,450 円）となっています。

• ドローン登録システム

無人航空機登録ポータルサイト - 国土交通省

近年、無人航空機（ドローン・ラジコン機など）の利活用が急増している一方、事故や、無許可で飛行させる事案が頻発しています。
このような状況を踏まえ、航空法改正に基づき登録制度が施行されます。
この法改正によって、2022年6月以降、無人航空機の登録が義務化され、登録されていない無人航空機を飛行させることはできなくなります。

国交省が IC 自動車検査証（車検証）の活用方法についてのアイディア募集していたのでメモ。
車検証は車両に常に載せておかなければならないので、すぐに思いつくのは JAF とか自賠責とか任意保険の情報を入れるみたいな感じでしょうか。
実際に車検証が IC カード化されるのは令和５年１月のようです。

自動車：ＩＣ自動車検査証の利活用方策に関するアイデア募集について - 国土交通省

のたびの自動車検査証のＩＣカード化に際しては、紙の自動車検査証をＩＣカードに切り替えることのメリットを最大化するため、ＩＣカードに搭載するＩＣチップに空き領域を設定し、他の行政機関や民間事業者等の方々に当該空き領域を利活用していただける仕組みとすることを想定しております。

国土地理院が地図記号に自然災害伝承碑を追加したことがニュースになっていたのでメモ。
デザインとしては現行の記念碑の中に棒を足して区別できるようにしたものになっています。

地図記号の追加は2006年に風車と老人ホームが追加されて以来とのこと。

• 地図で確認　先人が伝える災害の教訓｜国土地理院
• 「自然災害伝承碑」の取組｜国土地理院

今回の台風２１号は、関東地方の週末を潰し、月曜日の通勤を面倒にしてくれただけでした。埼玉県内も結構雨が降っていたので、春日部の地下神殿（首都圏外郭放水路）は稼働したのかなと思って、ちょっと調べてみたのでメモ。

• 台風第21号 | 災害情報 | 江戸川河川事務所 | 国土交通省　関東地方整備局

やはりちゃんと稼働はしていますね。昨年の台風９号のときは50㎥/sでしたが、今回の運転は 100㎥/s と結構な出力で運転しているので、かなり活躍しているみたいですね。

実際に雨水が立坑に流入していく様子のムービーも公開されていて、なかなか興味深いです。

• 第3立坑(倉松川・中川流入)
  
• 倉松川(第3立坑への流入堤)
  
• 中川(第3立坑への流入堤)

僕も何度か出かけている渡良瀬遊水地にいつの間にかロゴマークができていたのでメモ。

谷中湖がハート型をしているのが、ロゴにうまく取り込まれていますね。ちなみに谷中湖がハート型になっているのは、意匠的なものを狙ったわけではなく、えぐれている部分に谷中村跡があるためです。足尾鉱毒事件の舞台となった場所ですから、歴史的な経緯を考えればこの部分を湖にすることはできなかったのでしょう。

• ラムサール条約湿地「渡良瀬遊水地」のロゴマークが決まりました！ | 利根川上流河川事務所 | 国土交通省　関東地方整備局

国交省がタクシー事前確定運賃サービス^*1という実証実験を 8 月 7 日（月）午前 9 時～10 月 6 日（金）まで実施するようなのでメモ。

利用するためにはあらかじめ、アプリで乗降地を入力して配車を依頼する必要があります。サービス提供地は東京２３区、武蔵野市、三鷹市のみなので、比較的狭いエリアですが、実際に利用する場合にはアプリに表示される事前確定運賃が 3000 円以上でなければなりません。手間と誤差の問題なのかもしれませんが、23 区内をタクシーで 3000 円以上移動するとなると主に深夜帯になると思いますが、道路が空いている場合は高くなる可能性が高いようなので、それほど出番がない気がするんですよね。。。。

乗る前に「タクシー代決める」アプリ　国交省が実証実験 - ITmedia NEWS

ユーザーはアプリを使い、あらかじめ乗車・降車地を入力して配車を依頼。地図上の走行距離、予測所要時間、迎車料金などを踏まえ、事前に運賃が確定する。対応する配車アプリは「全国タクシー」「大和自動車交通タクシー配車」「モタク」「kmタクシー」。事前確定運賃が3000円以上（迎車料金含む）の場合に限り利用できる。

• ^*1: 報道発表資料：渋滞やメーターを気にせずタクシーを利用できます - 国土交通省

９月１日から過疎地域で貨物と旅客の混載ができるようになることがニュースになっていたのでメモ^*1。

国交省の報道発表は「報道発表資料：貨客混載を通じて自動車運送業の生産性向上を促進します～過疎地域等で人流・物流の「かけもち」を可能に～ - 国土交通省」のようです。

これによると、乗合バスについては、現行の道路運送法 第八十二条で過疎地等に関係なく 350kg 以下の貨物運送が認められていますが、貨物自動車運送事業の許可を取得することにより、350kg以上の荷物を運ぶことが可能となるようです。また、現在は貨客混載が認められていないタクシー、貸切バス、トラックについては貨物自動車運送事業の許可（タクシー、貸切バスの場合）もしくは、旅客自動車運送事業の許可（トラックの場合）を取得することにより、過疎地域に限って貨客混載ができるようになるとのこと。

今後のスケジュールはパブコメが７月３０日まで、通達発出が８月７日、通達施行が９月１日なので、早ければ９月から過疎地域での貨客混載がスタートすることになります。

• ^*1: バス・タクシーで荷物、トラックで旅客運送可に : 経済 : 読売新聞（YOMIURI ONLINE）