国道199号
一般国道 | |
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国道199号 | |
地図 | |
総延長 | 49.0 km |
実延長 | 49.0 km |
現道 | 35.7 km |
制定年 | 1953年(昭和28年) |
起点 | 福岡県北九州市門司区 門司港湾合同庁舎前(北緯33度56分36.46秒 東経130度57分31.68秒 / 北緯33.9434611度 東経130.9588000度) |
終点 | 福岡県北九州市八幡西区 日吉交差点(北緯33度51分31.38秒 東経130度42分8.90秒 / 北緯33.8587167度 東経130.7024722度) |
接続する 主な道路 (記法) |
国道198号 北九州高速2号線 国道495号 国道3号 |
■テンプレート(■ノート ■使い方) ■PJ道路 |
国道199号(こくどう199ごう)は、福岡県北九州市門司区から北九州市八幡西区に至る一般国道である。
概要
[編集]北九州市内で完結する一般国道の路線で、門司港にある門司港湾合同庁舎前から関門海峡の海岸線や洞海湾の北岸沿いに西へ向かい、若戸大橋で若松港がある洞海湾を渡り、八幡西区の国道3号交点(日吉交差点)に至る。門司区から小倉北区にかけては国道3号と並行しているが、JR九州鹿児島本線の両側に位置する関係から、両道路の接続は良くない。若松から終点の折尾までの間はJR九州筑豊本線(若松線)と並走するルートをたどる。起点の門司港湾合同庁舎前は、港国道でもある国道198号の起点も兼ねており、本路線は国道198号と道なりに結ばれる。
路線データ
[編集]一般国道の路線を指定する政令[1][注釈 1]に基づく起終点および重要な経過地は次のとおり。
- 起点:北九州市門司区(門司港湾合同庁舎前[2] = 国道198号起点)
- 終点:北九州市八幡西区(日吉交差点 = 国道3号交点)
- 重要な経過地:なし
- 総延長 : 49.0 km[3][注釈 2]
- 重用延長 : なし[3][注釈 2]
- 未供用延長 : なし[3][注釈 2]
- 実延長 : 49.0 km[3][注釈 2]
- 指定区間:なし[4]
歴史
[編集]道路法(昭和27年法律第180号)に基づく二級国道として初回指定された路線のひとつである。国道指定当初は洞海湾をまたぐ橋はなかったが、1962年(昭和37年)に日本道路公団が管理する有料道路として若戸大橋が完成供用された。若戸大橋の管理は、日本道路公団解散直前の2005年(平成17年)9月30日に北九州市へ移管されることとなり[5]、北九州市は北九州市道路公社設立までの間は北九州市が管理をする対応とし[6]、2006年(平成18年)4月1日に同公社へ管理を移行した[5]。若戸大橋を巡っては、2005年(平成17年)4月から約1年間にわたって国道199号の区域を解除されて北九州市道川代本町1号線となっていた。
年表
[編集]- 1953年(昭和28年)5月18日 - 二級国道199号門司八幡線(門司市[注釈 3] - 八幡市[注釈 4])として指定施行[7]。
- 1962年(昭和37年)9月27日 - 若戸大橋供用開始[8]。
- 1965年(昭和40年)4月1日 - 道路法改正により一級・二級区分が廃止されて一般国道199号(北九州市門司区 - 北九州市八幡区)として指定施行[1]。
- 2005年(平成17年)
- 2006年(平成18年)4月28日 - 新若戸道路区間(当時は未開通)から国道199号の区域を解除し、若戸大橋が国道199号に復帰する[14][15]。
- 2018年(平成30年)12月1日 - 若戸大橋が無料開放[16]。
路線状況
[編集]バイパス
[編集]- 支線など
- 小倉北区砂津 - 小倉北区中井 - 戸畑区元宮町。砂津交差点で国道3号から分岐し、元宮町で若戸大橋に接続する。
- 小倉北区許斐町 - 西港町
- 砂津バイパス:小倉北区末広一丁目 - 浅野一丁目。砂津川河口部に新たに新砂津大橋を建設し、現道の屈曲によって発生している渋滞を解消することを目的とする。2008年度着工、2013年度供用開始[17]だったが、工事の遅れで2016年11月18日に暫定2車線で供用開始した[18]。
- 本城バイパス:若松区二島一丁目 - 八幡西区日吉台一丁目。1978年(昭和53年)12月25日供用開始[19]。旧道(二島一丁目 - 本城(古開) - 折尾駅北口 - 日吉台一丁目)もそのまま国道として指定、複経路となっており、旧道西端にあった「折尾隧道」は「折尾地区総合整備事業」の一環として切り崩され、法面へと変更された。
道路施設
[編集]橋梁
[編集]- 本線
- 新赤坂橋(延命寺川、北九州市小倉北区)
- 新砂津大橋(砂津川、北九州市小倉北区)
- 紫川大橋(通称「海の橋」、紫川、北九州市小倉北区)
- 若戸大橋(洞海湾、北九州市若松区) - 洞海湾海上を渡る、日本初の長大吊橋として架橋されたものである[20]。
- 栄橋(江川、北九州市若松区 - 北九州市八幡西区)
- 支線(小倉北区砂津 - 戸畑区元宮町)
- 勝山橋(柴川、北九州市小倉北区)
- 板堰橋(板堰川、北九州市小倉北区)
- 上中原橋(境川、北九州市小倉北区 - 北九州市戸畑区)
- 支線(小倉北区許斐町 - 西港町)
- 新港橋(板堰川、北九州市小倉北区)
- 本城バイパス
- 江川大橋(江川、北九州市若松区 - 北九州市八幡西区)
トンネル
[編集]地理
[編集]通過する自治体
[編集]交差する道路
[編集]交差する道路 | 市町村名 | 交差する場所 | ||
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本線 | ||||
国道198号 | 北九州市 | 門司区 | 西海岸1丁目 | 門司港湾合同庁舎前 / 起点 |
福岡県道71号新門司港大里線 | 大里本町3丁目 | 大里本町三丁目交差点 | ||
福岡県道37号小倉港線 | 小倉北区 | 浅野2丁目 | 浅野二丁目交差点 | |
北九州高速2号線 | 室町3丁目 | 201 小倉駅北出入口 | ||
国道199号 / 支線 | 東港1丁目 | |||
国道199号 / 支線 | 西港町 | |||
北九州高速2号線 | 西港町 | 202 日明出入口 | ||
北九州高速2号線 | 西港町 | 203 西港出口 | ||
北九州高速2号線 | 戸畑区 | 川代1丁目 | 204 戸畑出入口 | |
国道495号 | 若松区 | 白山1丁目 | 若松駅前交差点 | |
国道199号 / 本城バイパス | 二島1丁目 | 二島一丁目交差点 | ||
福岡県道279号本城熊手線 | 八幡西区 | 本城3丁目 | 本城(古開)交差点 | |
福岡県道11号有毛引野線 | 本城東4丁目 | 本城(帯田)交差点 | ||
福岡県道281号下上津役折尾線 | 光明2丁目 | 光明二丁目交差点 | ||
福岡県道217号折尾停車場線 | 折尾1丁目 | 折尾駅入口交差点 | ||
国道199号 / 本城バイパス | 日吉台1丁目 | |||
国道3号 | 日吉台3丁目 | 日吉交差点 / 終点 | ||
支線 | ||||
小倉北区砂津 - 戸畑区元宮町 | ||||
国道3号 国道10号 重複 |
北九州市 | 小倉北区 | 砂津1丁目 | 砂津交差点 |
福岡県道36号小倉停車場線 | 魚町1丁目 | 小倉駅前交差点 | ||
福岡県道37号小倉港線 福岡県道266号三萩野魚町線 |
魚町1丁目 | 魚町交差点 | ||
福岡県道63号長行田町線 | 室町1丁目 | 西小倉駅前交差点 | ||
福岡県道270号竪町到津線 | 竪町1丁目 | 竪町一丁目交差点 | ||
福岡県道50号八幡戸畑線 | 戸畑区 | 幸町 | 幸町交差点 | |
若松区二島 - 八幡西区日吉台一丁目:本城バイパス | ||||
国道199号 / 本線 | 北九州市 | 若松区 | 二島一丁目交差点 | |
福岡県道26号北九州芦屋線 福岡県道277号頓田二島線 |
鴨生田1丁目 | 鴨生田交差点 | ||
福岡県道278号払川折尾線 | 八幡西区 | 本城3丁目 | 本城三丁目交差点 | |
福岡県道278号払川折尾線 | 本城1丁目 | |||
福岡県道11号有毛引野線 | 力丸町 | 力丸町交差点 | ||
国道199号 / 本線 | 日吉台1丁目 |
交差する鉄道
[編集]ギャラリー
[編集]-
福岡県北九州市門司区
-
福岡県北九州市小倉北区
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b “一般国道の路線を指定する政令(昭和40年3月29日政令第58号)”. e-Gov法令検索. 総務省行政管理局. 2012年11月21日閲覧。
- ^ “北九州市路線情報提供システム - 9番地図(PDF)”. 北九州市. 2012年11月21日閲覧。[リンク切れ]
- ^ a b c d e f g “表26 一般国道の路線別、都道府県別道路現況” (XLS). 道路統計年報2023. 国土交通省道路局. 2024年4月11日閲覧。
- ^ “一般国道の指定区間を指定する政令(昭和33年6月2日政令第164号)”. e-Gov法令検索. 総務省行政管理局. 2012年11月21日閲覧。
- ^ a b “年表”. 若戸大橋50周年記念特設サイト. 北九州市道路公社. 2012年7月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年11月22日閲覧。
- ^ “北九州市若戸大橋通行料金条例の一部を改正する条例(平成17年9月26日北九州市条例第46号) (PDF)”, 北九州市公報 第1423号: pp. 704-705, (2005年10月17日)[リンク切れ]
- ^ ウィキソースには、二級国道の路線を指定する政令(昭和28年5月18日政令第96号)の原文があります。
- ^ “若戸大橋・若戸トンネルについての概要”. 北九州市道路公社. 2012年11月22日閲覧。
- ^ “道路の区域変更(平成17年3月17日北九州市告示第102号) (PDF)”, 北九州市公報 第1410号: p. 200, (2005年4月1日)[リンク切れ]
- ^ “道路の区域変更(平成17年3月17日北九州市告示第103号) (PDF)”, 北九州市公報 第1410号: p. 201, (2005年4月1日)[リンク切れ]
- ^ “市道の路線認定(平成17年3月17日北九州市告示第100号) (PDF)”, 北九州市公報 第1410号: p. 200, (2005年4月1日)[リンク切れ]
- ^ “道路の区域変更(平成17年4月4日北九州市告示第359号) (PDF)”, 北九州市公報 第1411号: p. 379, (2005年4月15日)[リンク切れ]
- ^ “道路の区域変更(平成17年4月4日北九州市告示第360号) (PDF)”, 北九州市公報 第1411号: p. 379, (2005年4月15日)[リンク切れ]
- ^ “道路の区域変更(平成18年4月28日北九州市告示第237号) (PDF)”, 北九州市公報 第1451号: p. 1153, (2006年4月28日)[リンク切れ]
- ^ “道路の区域変更(平成18年4月28日北九州市告示第238号) (PDF)”, 北九州市公報 第1451号: p. 1154, (2006年4月28日)[リンク切れ]
- ^ “若戸大橋・若戸トンネルの無料開放について” (PDF). 北九州市道路公社 (2018年8月2日). 2018年12月1日閲覧。
- ^ “一般国道199号 砂津バイパス” (PDF). 公共事業事前評価調書(事前評価). 北九州市. 2016年11月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2008年4月9日閲覧。
- ^ “国道199号での交通切替のお知らせ” (PDF). 北九州市. 2016年11月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年11月15日閲覧。
- ^ “八幡西区のあゆみ”. 北九州市. 2013年6月10日閲覧。
- ^ “若戸大橋開通50周年記念 戸畑イベント”. 北九州市. 2013年4月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年3月2日閲覧。