国道50号
一般国道 | |
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国道50号 | |
地図 | |
総延長 | 155.7 km |
実延長 | 155.7 km |
現道 | 145.2 km |
制定年 | 1963年(昭和38年) |
起点 | 群馬県前橋市 本町一丁目交差点(北緯36度23分27.33秒 東経139度4分3.63秒 / 北緯36.3909250度 東経139.0676750度) |
主な 経由都市 |
群馬県伊勢崎市、桐生市 栃木県足利市、佐野市、小山市 茨城県結城市、筑西市、笠間市 |
終点 | 茨城県水戸市 水戸駅前交差点(北緯36度22分19.48秒 東経140度28分32.29秒 / 北緯36.3720778度 東経140.4756361度) |
接続する 主な道路 (記法) |
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国道50号(こくどう50ごう)は、群馬県前橋市から茨城県水戸市に至る一般国道である。
概要
[編集]沿線は北関東3県の人口密度が比較的高い地域となっており、また沿線に内陸工業地域が連なることもあって、常に一定の交通量がある。栃木県内では各種バイパスが整備され(「バイパス」の項目参照)立体交差が連続し、小山市街地等、一部を除き流れの良く快適に走行できる区間がある。反面、群馬県や茨城県内に残る未整備の2車線区間は慢性的に流れが悪くなっている。
群馬県内ではこの道路に並行する形で北関東自動車道が整備され、群馬県内の2車線区間は渋滞は多少解消した[1]。しかし、栃木県内や茨城県内ではこの道路と北関東自動車道との並行区間が短い。栃木県内は前述のバイパス整備により比較的快適に走行できるが、茨城県内は結城市で結城バイパス、桜川市で岩瀬バイパスが完成、筑西市内で下館バイパスが整備中である他、桜川筑西インター付近が拡幅されている程度で、他は対面通行道路が多く、流れは悪い。
北関東自動車道は佐野田沼IC - 太田桐生IC間が2011年(平成23年)3月19日の開通をもって全線開通となり、トラックやバスなどの大型車や遠距離まで行く乗用車などはそちらを利用することが望まれているため、当道路の混雑は解消される模様である。ただし、北関東自動車道は小山市を通過せず宇都宮市付近を通過する。
路線データ
[編集]一般国道の路線を指定する政令[3][注釈 1]に基づく起終点および重要な経過地は次のとおり。
- 起点:前橋市(本町一丁目交差点 = 国道17号交点、国道291号起点)
- 終点:水戸市(三の丸1丁目、水戸駅前交差点 = 国道51号・国道124号終点、国道245号・茨城県道・千葉県道2号水戸鉾田佐原線・茨城県道6号水戸那珂湊線・茨城県道50号水戸神栖線起点)
- 重要な経過地:桐生市、太田市、足利市、佐野市、小山市、結城市、下館市[注釈 2]、笠間市
- 総延長 : 155.7 km(茨城県 78.8 km、栃木県 41.1 km、群馬県 35.8 km)[4][注釈 3]
- 重用延長 : なし[4][注釈 3]
- 未供用延長 : なし[4][注釈 3]
- 実延長 : 155.7 km(茨城県 78.8 km、栃木県 41.1 km、群馬県 35.8 km)[4][注釈 3]
- 指定区間:前橋市本町1丁目1番の1 - 水戸市三の丸1丁目12番(全線)[2]
歴史
[編集]- 1953年(昭和28年)5月18日 - 二級国道122号前橋水戸線(群馬県前橋市 - 茨城県水戸市)に指定される。
- 1963年(昭和38年)4月1日 - 二級国道122号を昇格し、一級国道50号(群馬県前橋市 - 茨城県水戸市)として再指定される。なお、改番に伴い国道122号は栃木県日光市 - 東京都豊島区の区間となる。
- 1965年(昭和40年)4月1日 - 道路法改正によって一級・二級の区別がなくなり、一般国道50号(群馬県前橋市 - 茨城県水戸市)となる。
- 1970年(昭和45年)2月19日 - 茨城県西茨城郡岩瀬町大字水戸 - 笠間市稲田の道路改良により、旧道(10.3 km)を県に移管[5]。
- 1972年(昭和47年)7月8日 - 笠間バイパスの全線(笠間市大字飯合 - 大字笠間)が開通[6]。
路線状況
[編集]別名
[編集]- 黄門さん通り(茨城県水戸市内)
バイパス道路
[編集]重複区間
[編集]- 国道122号(群馬県桐生市・広沢町四丁目交差点 - 群馬県太田市・只上交差点)
道路施設
[編集]主な橋梁
[編集]- 群馬県
- 観音橋(桃ノ木川、前橋市)
- 栃木県
- 茨城県
道の駅
[編集]交通量
[編集]24時間自動車類交通量(台/日)[7]
地点 | 台数 |
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群馬県前橋市三河町二丁目5-2 | 40,393 |
群馬県前橋市東大室町1268-1 | 22,593 |
群馬県桐生市広沢町三丁目3818 | 41,497 |
栃木県佐野市高橋町1054 | 48,381 |
栃木県小山市大字上泉751 | 37,500 |
栃木県小山市大字犬塚981 | 44,705 |
茨城県結城市大字結城 | 18,338 |
茨城県桜川市上野原地新田311 | 23,649 |
茨城県桜川市加茂部528 | 16,631 |
茨城県笠間市小原4482 | 22,873 |
地理
[編集]通過する自治体
[編集]交差する道路
[編集]交差する道路の特記がないものは市道。
ギャラリー
[編集]-
足利バイパス
群馬県太田市東新町 -
栃木県佐野市高橋町
-
国道50号中心点
(国道50号のヘソ)
栃木県小山市石ノ上 -
栃木県小山市神鳥谷一丁目
-
茨城県笠間市飯合
-
内原バイパス
茨城県水戸市内原一丁目 -
終点ポスト
茨城県水戸市三の丸一丁目
水戸駅前交差点
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ “北関東道の開通効果(並行する一般道の交通減少)”. 東日本高速道路. 2021年8月1日閲覧。
- ^ a b “一般国道の指定区間を指定する政令(昭和33年6月2日政令第164号)”. e-Gov法令検索. 総務省行政管理局. 2012年10月26日閲覧。
- ^ “一般国道の路線を指定する政令(昭和40年3月29日政令第58号)”. e-Gov法令検索. 総務省行政管理局. 2019年10月31日閲覧。
- ^ a b c d e f g “表26 一般国道の路線別、都道府県別道路現況” (XLS). 道路統計年報2023. 国土交通省道路局. 2024年4月4日閲覧。
- ^ “道路の区域変更(昭和45年2月19日 茨城県告示第211号) (PDF)”, 茨城県報 (茨城県) 第5786号: p. p. 6, (1970年2月19日)
- ^ “道路の供用開始(昭和47年7月6日 茨城県告示第659号) (PDF)”, 茨城県報 (茨城県) 第6030号: pp. p. 4, (1972年7月6日)
- ^ 平成22年度道路交通センサス