はじめまして♪ まず、米農家ではありませんので、本来は「解答権」すら無い者です（ごめんなさい。） 『餅に使われるねっとりしたうるち米』 お米の品種ではなくて、お餅のように加工する目的の「うるち米」というだけです。 たまたま、知り合いに「お米の製粉業者」様がいて、昔から「米の価格は、作付け時点（田植え）の時点で、主食米と加工米、その他に資料米という決まりがあって、最初から買取価格基準が違う。」と、よく言っていました。 例えば、同じ「コシヒカリ」でも、主食用の作付け面積だけでは、減反政策で無駄に使わない圃場（たんぼ）が多くなります。そこで、買取価格（農家から見たら、販売価格）が安くなる「加工米」の作付け申請を、、という事になっています。 さらに「飼料用」の場合は、お米の品質基準が低いので、最低限の手間で済ませられる分、さらに安くなっています。 また、加工用にも、食品とする範囲はしっかり決められていますので、お餅やお団子、米粉パンや米油などなど、いろいろ活用されていますが、主食用と同じ価格になると、それら加工後の製品も高騰しますね。 飼料用は最も最近制度化された範囲だそうで、牛、豚、鶏などの餌、ほとんどが輸入穀物に頼りきりだったが、バイオ燃料ブームで湯にゅとうもと腰の価格が爆上がり、巨大な小麦生産地での異常気候による世界規模の不足などからの、、、という状況から、非常に安価とはいえ、多少の手間で作付け（田植えから収穫）が可能であれば、、、という新制度ができたそうです。 知人の、製粉業創設者様は、一緒に飲んだ時、「同じコメでも、３種の価格基準がある。こんな政策は、農家のためにならん。」という持論を、、時々吐露してます。 繰り返しますが、私自身は「コメ農家」ではありませんので、、、、。 個人的感覚として、昨年後半からの「米の値上がり」は、ほんとに異常事態だと思います。とは言え、昔から知り合いを通して農家さんから玄米を長年購入してきたので、2023年度米と2024年度米、３０kgで1500円高くなった。というのが今の実情です。 一般小売価格の変異は、ほんとうに異常事態です。。。。よね。