ターミナルアダプタ(TA)
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ISDN回線を通れるようにデータの形を変換する機器だよ
普通の電話機とかをISDN回線で使うときに必要だよ
「TA」と表現された場合は「Terminal Adapter」の略だよ
簡単に書くよ
ターミナルアダプタ(TA)(英:terminal adapter)とは
普通の電話機とかをISDN回線で使うときに必要な機器
であり
やってきたデータをISDN回線の中を通れる形に変換する機器
です。
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詳しく書くよ
普通の電話線はアナログ回線です。
電話機はアナログ回線用に作られています。
それに対してISDNはデジタル回線です。
そのため、普通の電話機をそのままISDN回線で使うことはできません。
これは困りましたね。
ここで登場するのが「とある機械」です。
「とある機械」はISDN回線との仲介役です。
やってきたデータをISDN回線の中を通れるように変身させてくれます。
これで電話機から見るとアナログでISDN回線上ではデジタルになりました。
今まで使っていた電話機をそのまま使って、ISDN回線で電話できるようになりましたね。
めでたし、めでたし。
この話で出てきた「とある機械」もう少し具体的に書くと
そのままでは通れないデータさんを、ISDN回線の中を通れる形に変換してしてくれる機械
が「TA」です。
「Terminal Adapter(ターミナル・アダプタ)」の略で「TA」ね。
気が向いたら、覚えてあげてください。
※「Terminal Adapter」を何となく日本語にすると「末端のアダプタ」となります。[詳細]
TAは「DSU」と呼ばれる機器とセットで出てくることが多いです。
DSUは「『ここからISDN回線ですよ』な入口に相当する機器」ね。
DSUとTAがセットになって、はじめてISDN回線を使ったインターネットや普通の電話機での通話ができるようになります。
余裕があれば、併せて覚えてください。
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一言でまとめるよ
まぁ「ターミナルアダプタ(TA)」って単語が出てきたら「ISDN回線を通れるようにデータの形を変換してくれる機器なんだな~」と、お考えください。
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おまけ
■訳してみるよ
「terminal(ターミナル)」の意味は「終点の」とか「末端の」とか「端子」とか「端末」とかです。
「adapter(アダプタ)」は「adapt(アダプト)」+「er」です。
「adapt(アダプト)」の意味は「適応させる」とか「適合させる」とかです。
接尾辞「er」を付けると「~する人」とか「~するもの」的な意味になります。
何となくくっつけると
端末に適応させるやつ
となります。
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