デジタル回線
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電話回線だよ
デジタルデータが中を通るよ
ISDNのことだよ
簡単に書くよ
デジタル回線(読:デジタルカイセン)とは
カクカクしたデータが中を通る電話回線。
もう少し真面目に書くと
カクカクと断続的に変化する形のデータ(デジタルデータ)が中を通るデータの通り道
です。
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詳しく書くよ
順番に見ていきましょう。
まずは予備知識として
・デジタル
・アナログ
・回線
について簡単に説明します。
「そんなの説明されなくても知ってるよ!」な人は適当に読み飛ばしてください。
デジタルは「カクカクと断続的に変化していくもの」です。
アナログは「うにょ~んと連続的に変化していくもの」です。
よく分からない人は時計を考えると分かりやすいと思います。
デジタル:時間が数字で表示される時計
アナログ:針がついている時計
のイメージです。
時間が数字で表示される時計は、表示される時間が断続的に変化します。
1時から1時5分までの時間の変化を考えた場合、分まで表示される時計であれば
1時→1時1分!→1時2分!→1時3分!→1時4分!→1時5分
となります。
一方、針がついている時計は、表示される時間が連続的に変化していきます。
例えば、1時から1時5分までの時間の変化を考えた場合
1時→うにょ~ん→1時5分
となります。
そんなイメージです。
次にいきましょう。
回線は、大雑把に言えば「データの通り道」です。
通信回線や電話回線、光回線といった形で登場します。
以上を踏まえて
デジタル時計さんは通れるけど、アナログ時計さんは通れないデータの通り道
が「デジタル回線」です。
デジタル回線の中を通るデータは、デジタルなデータです。
カクカクと断続的に変化する形になっています。
あと、ついでなので書いておくと「アナログ時計さんは通れるけど、デジタル時計さんは通れないデータの通り道」は「アナログ回線」と言います。
せっかくなので、併せて覚えてあげてください。
「デジタル回線」「アナログ回線」といった表現は、主に電話回線の話で出てきます。
「ISDN」と呼ばれる回線はデジタル回線です。
やり取りするデータは、カクカクした形をしています。
昔からある電話回線や「ADSL」と呼ばれる回線はアナログ回線です。
やり取りするデータは、うにょ~んとした形をしています。
電話回線以外の話でも中を通るデータがデジタルなら「デジタル回線」と呼べる気はしますけどね。
私は電話回線以外の話では聞いたことがありません。
電話回線の話でデジタル回線と出てきたらISDNのことだと思ってください。
それで困ることは少ないはずです。
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一言でまとめるよ
まぁ「デジタル回線」って単語が出てきたら「デジタルなデータの通り道なんだな~」と、お考えください。
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