新聞社シリーズの1番最後に発刊された番外編短編集。新聞社シリーズ4作品全て載ってますが、is in you とoff you go の最初2作の番外編が多いです。
一穂先生の番外編って、本編で、ある細かなエピソードが終わったほんの1秒後か
ら別視点で語ったり、過去回想が本編と繋がっていたり、と、本編を読んですぐに読むことで楽しさわかりみ倍増です。 is in you → ペーパーバック( is in you CP の短編のみ)→off you go → ペーパーバック (off you go のCP 短編のみ) という順番で、感動と記憶が新鮮なうちに番外編読むとよいですよ。あと、本編がかなり一般小説よりなのに比べて、番外編は初出がBL同人誌だけあってかなり糖度高めです。本編で物足りなかった方に大オススメ。
切な萌え短編話こんなによくたくさん書けるな〜ってほんとに感心してしまいます。off you goのカセットテープの回想話が、中でも大好き。ありましたよね、大事なテープが絡まってしまって鉛筆でクルクル回しても直らない。。
あと特筆すべきは密(佐伯)の神経の有無そのものを疑う(良時談)悪趣味さ。密は小説で読むから好きなキャラだけどリアルでは絶対に近づきたくない人ですね。。2巻冒頭のover tour はis in you とoff you goの2作読み終わってからぜひ読んでください。一堂に会してしまう必読作品です。
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