昨年10月から空席だったロシアの駐米大使、ダルチエフ氏就任に米政府同意…近くワシントンに
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ロシア外務省は28日、アレクサンドル・ダルチエフ北米局長の駐米大使への就任について、米国政府が同意したと明らかにした。27日にトルコのイスタンブールで開かれた米露の外交当局による協議の場で米側が同意する文書を提出した。ダルチエフ氏は近くワシントンに着任するとしている。
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ダルチエフ氏は64歳。モスクワ大学卒で、在米ロシア大使館で通算10年の勤務経験がある外交官だ。英語とフランス語に堪能で、2014年からカナダ大使を務めた後、21年から外務省北米局長を務めていた。
ダルチエフ氏は27日のトルコでの協議で、ロシア側の代表として参加していた。ロシアの駐米大使は、17年から務めていたアナトリー・アントノフ氏が昨年10月に帰任して以降、空席だった。
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