ミクシィのユーザー数が1,000万人を超えたという景気の良い話が聞こえてくる裏で、ユーザーを集めることができなかったために、ひっそりと閉鎖するSNSが後を絶たない。当たり前の話だが、すべてのSNSが成功するとは限らないのである。 最近閉鎖したSNSの運営者に、SNSをやめてしまった理由を聞いたところ、SNSの運営に熱意が持てなくなったからだという答えが返ってきた。SNSをスタートした当初は気になってしかたがなかった新規登録ユーザー数も、日記やコミュニティの書き込み件数も、ある時期を境にまったく気にならなくなってしまったのだと言う。 運営する人間がSNSに対して熱意を感じなくなってしまったら、そのSNSはもう終りだ。利用しているユーザーは、運営者が運営するSNSに熱意を感じなくなったことを自然と察知するものらしい。言われてみれば、私にも何となく思い当たる節がある。 思っていたよりユーザーが集
