【このブログはメルマガ「こころは超臨界」の資料編(ハッタリ文献)として機能しています】 ―――――――――――――――――――――――――――――――― 「誰が企業の未来を創造するのか」 ものつくり大学名誉教授・上田惇生 VS 一橋大学名誉教授・野中郁次郎 「致知」 2006年・12月号 ●特集● 自らに勝つ者は強し ―――――――――――――――――――――――――――――――― 【金儲けは悪い――上田惇生さん】よりつづく 【野中】 確かにそのとおりですね。私が最近関心を持っている概念にフロネシス(phronesis)という考え方があるんです。これはアリストテレスが唱えているのですが、賢慮(prudence)、倫理(ethics)、実践的知恵(practical wisdom)を意味する言葉です。 アリストテレスの知の分類は3つに分かれていて、1つは科学的知識であるエピステーメ(epis
