「ちょっと私にも答えさせてください! 答える権利はあるわけですから」 鳩山由紀夫首相が26日の衆院予算委員会で、衆院選マニフェスト(政権公約)違反と指摘されたことへの答弁をさえぎろうとした自民党の町村信孝元官房長官に対し、語気を荒らげる一幕があった。 町村氏は首相の偽装献金事件にも触れ、「検察に出した上申書を示していない」と批判した後、別の話題に転じた。 首相は答弁で「その前に…」と、偽装献金事件への弁明を試みた。ところが町村氏が「もういいです」と遮ったため、首相は頭に血がのぼったようだ。 また首相は、25日に法案審議が始まったばかりの高校無償化について「(4月から)スタートできる」と断定調に述べ、国会軽視につながる脱線もあった。