JavaFXの2回目となる今回は、JavaFXのアプリケーションを作成しながら、JavaFXの基本的な部分を見ていきましょう。前回はGUIフレームワークの基本的な部分を解説しました。今回はそれを踏まえて、JavaFXでそれらを表した場合について紹介していきます。 基本的な構成 JavaFXのアプリケーションはjavafx.application.Applicationクラスのサブクラスとして定義します。 Applicationクラスは抽象クラスで、startメソッドをオーバーロードする必要があります。このstartメソッドで、GUIの初期設定を行います。 JavaFXではウインドウを表すクラスはjavafx.stage.Stageクラスです。また、ルートコンテナを保持するために使用するのが、javafx.scene.Sceneクラスです。そして、StageオブジェクトはSceneオブジェク
