アポカリプス(Apocalypse)は、キリスト教においての黙示。または新約聖書のヨハネ黙示録。転じて「世界の終末」「大災害」をも意味する。 スペイン人侵略直前のユカタン半島を舞台に、生贄にされそうになった捕虜の脱走と生き残りを掛けた逃走を描く。全編通じて、マヤ語を使った映画となっている。 宣伝の際には「マヤ文明の衰退を描く作品」として宣伝されていたが、マヤ文明自体の衰退は描かれておらず、作品は終始逃走活劇である。 米国では、激しい暴力シーンが続くことからR指定作品となった。 16世紀のユカタン半島。ジャガー・パウ(ジャガーの足)は森に住む小さな部族の長(おさ)の跡取り息子として、臨月の妻と幼い長男と共に暮らしていた。仲間たちと狩りをし、穏やかに暮らす部族。だが、村は凶暴なマヤ戦士の一団に襲われた。森の向こうには巨大なピラミッドを有するマヤの王国が存在したのだ。 村外れの深い縦穴に妻子を隠