2018-07-05

みんなたいそう美しくて、身だしなみもそれなり以上だったけれど。

茶器ののお掃除、酷いものだった。

本当にお掃除しているんだろうかと疑いたくなるような。

或る時、他部署ベテラン女性がわざわざ私に名指しで会いにいらした。

お顔は知ってるし、どこの部署かも存じ上げているけれど

仕事に関連はなかった気がする。美人だ。

あなたいつも給茶器のお掃除、凄く丁寧にしてるよね?

あなたの後だとすごく楽なの、他の人の後だと恐ろしく汚くて。

あるとき、綺麗な事がある法則に気付いてからあなただと判ったの。

からね!私は給茶器のお掃除あなたの後にしてほしいって頼んだのよ。

あなたは本当に綺麗にしてくれるよね、ありがとう

逆に他の人って酷いものだわ。びっくりするねぇ。

それが言いたいだけだったのよ。話したかったの。じゃぁね。

その方はそれだけ言って去っていった。

しかったけれども、つまり、私のお掃除が90点としたら、その方のも90点くらいなんだろう。

でもこれまではバラバラだったので良かったけど、私の直後がその方なら、それ以降はひどいのが続くというわけだ。

私は、給茶器お茶をのむのは、自分がお掃除した直後だけにしていた。

男性諸氏はそういうの知らないよなぁ。

でも見ている人は見ているんだなって話し。

もちろんお掃除当番が回ってくる人の中でしかからないんだけれど。

要領がいい人はうまく休憩できるんだろうなとは思うけど。

げんにサボってる人のほうが多かったのだから、少ないほうが疎まれる。

お互いの存在確認をして、苦労性なのねと目配せして。

私が転職するまで、廊下会釈はしたけれど直の話はその時だけだったと思う。

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