第228回MySQLのvalidate_passwordコンポーネントでパスワードセキュリティを強化しよう 深町日出海 2024-09-03
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バッチのまとめTOPへ bash 初級者は,簡単なコマンドが並んだだけの小さなスクリプトを書くことができる。 しかしシェルの動作原理をよく理解しておらず, 一歩進んだことをやろうとするとつまずく。 シェルスクリプトの中級者になるためには, Linux上でシェルが動作する仕組みを体系的に理解しておく必要がある。 (1) シェルとコマンドについて (1−1) シェルとは,OSに命令を出すために,OSを包んでいる外膜である。 (1−2) Linuxログイン時には,そのユーザ用のログインシェルが起動する。 (1−3) ユーザが打ち込んだコマンドは,実行前に,bashによって整形される。 (1−4) コマンドの先頭の文字列は,実行可能ファイルか,またはbashの組み込みコマンドである。 (2) コマンド間の連携について (2−1) コマンド呼び出しとは,サブプロセスの生成である。 (2−2) 親プロ
入力と出力 リダイレクションとパイプ コマンドの実行結果は通常、標準出力であるディスプレイに出力される。この実行結果はリダイレクション(>、>>)やパイプ(|)を使用することにより、ディスプレイではなくテキストファイルやコマンドに対して出力するように切り替えることができる。 また、リダイレクションはコマンドの出力先をテキストファイルに切り替える以外にも、これとは逆にコマンドへの入力元をテキストファイルに切り替えることもできる。 なお、リダイレクションとパイプは次のように使い分ける。 リダイレクション データを渡す対象がファイルである場合はリダイレクションを使用する。 パイプ データを渡す対象がコマンドである場合はパイプを使用する。 リダイレクション [>, », <] コマンドの出力を file へ上書きする → コマンドの実行結果の出力先を、ディスプレイからファイルへ切り替えたい場合は、
-eオプションでSQLを実行する。 mysql -uroot -e "show tables" -eオプションはトランザクションに注意。 以下はトランザクションは効いていません。 mysql -uroot -e "begin;" date mysql -uroot -e "insert into hoge values(1, 2, 3);" date mysql -uroot -e "commit;" トランザクションが効かない理由は簡単です。 mysqlコマンド毎にコネクションが切れているからです。 従って、-eオプションでトランザクションを有効にするには、以下のようにワンライナーにするしかありません。 mysql -uroot -e "begin; insert into hoge values(1, 2, 3); commit;" bashの変数をSQLに埋め込む事も可能です。以下は
SQL文をインラインで書いて実行することもできます。 mysql -h host -u user -ppassword dbname -e "INSERT INTO users (id, nickname) values (1, 'DQNEO');" これを応用すれば、「データベースを初期化」→「テーブル作成」→「初期データ投入」のような作業を自動化することができます。 SQL文の中でシェル変数が使えるので非常に便利です。 以下に実際の応用例を示します。 サンプルコード db_init.sh #!/bin/sh # このスクリプト(db_init.sh)のディレクトリの絶対パスを取得 DIR=$(cd $(dirname $0); pwd) # テーブル作成SQL SQL_CREATE=$DIR/create_tables.sql # 初期データインポート用のCSVファイル CSV_REC
シェルスクリプト入門として, 基本的な書き方をまとめました. 長いですが, 1ページにまとめてみました. 良かったら目次も参考にしてご覧になって下さい. 目次 シェルスクリプトとは 作り方, 実行の仕方 コメント ユーザーからのキーボード入力を受け付ける 変数 通常の変数 特別な変数 演算子 数値計算演算子 比較演算子 コマンドを繋げる演算子 条件文に使える比較演算子 条件文 制御構文(分岐) if文 case文 制御構文(ループ) for文 while文 until文 select文 文字列処理 文字列置換 削除 複数行のテキストの出力(ヒアドキュメント) 関数 シェルスクリプトとは シェルスクリプトとは, シェルの動作をまとめて記述したスクリプトのことです. 決められた文法にしたがって処理を記述することによって, シェルでの処理をまとめて行ったり, 作業を自動化できたりします(例 複数
ここ最近、沢山シェルスクリプトを書くようになりました。 元々あまりシェルスクリプトを書いたこと無かったので、色々と勉強しつつ書いてるのですが、 他のプログラミング言語とはちょっと違って独特なクセというか、発見の度におぉー!ってなることが沢山あって楽しいです。 そんなわけで、最近学んだり参考にした中で特に感動したシェルの上手い書き方をまとめてみます。 きっとまだ知らないこととかもっと上手くやる方法なんかが沢山見つかりそうなので、 もっといいやり方あるよ!って方はコメントください 何もしない : (コロン)コマンド シェルを書いていた時に非常に欲しかったコマンドがこれ!何もしない! : というコマンド(?)を利用すると、**何もせずに終了ステータス0(つまり正常終了)**を返します。 これが様々な事に使える万能コマンドで、これによって面倒なエラー処理を簡潔にできたり、 入力や出力のリダイレクト
6. シェルスクリプトの作り方(1/8) 6.1 概要 UNIX系OSでは実行したいコマンドをファイルに記述しておき、コマンド名として、そのファイルを指定することにより、ファイル中のコマンドを実行することが出来ます。このコマンドを記述したファイルをシェルスクリプトと呼んでいます。シェルスクリプトに記述するコマンドの形式は、ターミナル・エミュレータ上で実行するときとまったく同じですし、ファイルは普通のテキストファイルです。また、コンパイルのような前処理も必要ありません。 ここでは、次の内容について説明します。 実行方法とよく使うコマンド シェル変数と文字列演算 位置パラメータ(引数の取り扱い) 文字列のエスケープ 四則演算 制御演算 関数 【図6-1】例題のシェルスクリプトの実行環境 コマンドサーチパスの設定をしているため、コマンド名としてファイル名を指定すれば実行できます 以降の説明での例
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