マイクロソフトは2009年3月10日,同社サーバー製品の機能をオンラインで提供するサービス「Microsoft Online Services」の日本語ベータ版の提供を開始した。これは,マイクロソフトのエンタープライズ向けサーバー製品をSaaS(Software as a Service)化したもの。従来,企業ユーザーが自社のコンピュータにインストールして利用していたExchange ServerやSharePoint Serverなどの主要機能を,マイクロソフトがデータセンターにホスティングし,月額制のサービスとして提供する。 マイクロソフトは2年ほど前から,コンピュータのローカルにインストールするタイプのソフトウエアと,Webサービスの融合を目指して「ソフトウエア+サービス」を提唱してきた。Microsoft Online Servicesもこの路線を踏襲したサービスだが,同社インフォ
