東京大学の金子豊二教授のグループは、人工的にふ化させたニホンウナギの赤ちゃんが、稚魚であるシラスウナギにまで育つ生存率を向上させる技術を開発した。飼育する海水の塩分濃度を下げる実験で、生存率を約2倍に高めた。グループでは企業などと組んで、ニホンウナギの完全養殖の実用化につなげていく。現在、ニホンウナギの大半は、沿岸で取ったシラスウナギを養殖して成魚に育てている。だが乱獲などでシラスウナギの減少

東京大学の金子豊二教授のグループは、人工的にふ化させたニホンウナギの赤ちゃんが、稚魚であるシラスウナギにまで育つ生存率を向上させる技術を開発した。飼育する海水の塩分濃度を下げる実験で、生存率を約2倍に高めた。グループでは企業などと組んで、ニホンウナギの完全養殖の実用化につなげていく。現在、ニホンウナギの大半は、沿岸で取ったシラスウナギを養殖して成魚に育てている。だが乱獲などでシラスウナギの減少
7月に入り、美味しそうなウナギの蒲焼きのポスターやのぼりを目にすることが増えた今日このごろ。土用の丑の日を迎える24日前後には、「ひとつ鰻重でも」と考えている読者も多いことだろう。 鵜呑みにしてはいけない 「ウナギ豊漁」報道 だがウナギといえば、一方で資源の枯渇が叫ばれ、この1、2年ではさらに、中国産ウナギ蒲焼き商品の多くに絶滅危惧種に指定されているヨーロッパ種のウナギが使われていたといった報道も。店頭の蒲焼き商品に対して、産地だけでなく品種を自主的に開示するスーパーも出始めるなど、にわかに販売側の変化も出始めている。 こうした変化の影に一人の男がいる。市販のウナギの蒲焼きを片っ端からDNA検査し、結果を公表している北里大学海洋生命科学部の吉永龍起准教授だ。ウナギ研究者の中でも「異端児」の彼がなぜ蒲焼きの調査をしようと思ったのか。続ける理由とは。丑の日を前に話を聞いた。 Q:いつから
『土用丑の日』の意味 土用丑の日とはそもそも何なのか?どのように定められているのか? などを詳しく話していきます。 土用丑の日は、「土用の期間」の「丑の日」という意味なのですが、 『土用』と『丑の日』について順番に見ていきましょう。 『土用』の意味 まず順番に『土用』とは。 四立(立春、立夏、立秋、立冬)の前、18日(または19日)の期間のことです。 一般的な夏の『土用丑の日』にあたる土用は、 立秋(8月6日or7日or8日)の18日前の期間です。 2024年は立秋が8/7なので、土用の期間は7/19~8/6です。 ※なぜ、他の立春、立夏、立冬が当てはまらないのかということは後述します。 もう少し詳しく見ていきますと、 この土用というのは、“五行”で定められた暦で、 五行とは、木行・火行・土行・金行・水行。 木行:春 火行:夏 土行:季節の変わり目 金行:秋 水行:冬 このような季節の象徴
こんにちは!「グルメ調査隊」隊長のヨッピーです! 今回から始まった本コーナーでは、グルメに関する様々な疑問を実験して検証したり、調査したりして解決しちゃおうという新企画であります。 記念すべき第1回目の疑問はこちら! いやー、良い質問ですね!ってまあこれ僕が勝手に思ってたやつなんですけど。確かに「うな重」って美味しいんですよ! 残暑厳しいこの時期、スタミナ食として親しまれているのも納得。ただ、うなぎ本来の味わいというより「タレが美味いだけなんじゃない?」って思った事ありませんか!? だって、うなぎのタレがかかったご飯って死ぬほど美味しいじゃないですか! 結局あのタレをかけたらどんな丼モノだって美味しくなる気がする。それにうなぎなんて高級な食材は、庶民の僕が口にする機会ってそうそう無いわけでさあ! 手軽に「うな重気分」が味わえるなら、この検証は相当価値があるかもしれません。 食材を買い出しに
7月29日の「土用の丑(うし)の日」を前に、半年をかけて養殖した「新仔(しんこ)うなぎ」の出荷が宮崎県で進んでいる。ニホンウナギは絶滅が危惧され、稚魚の不漁が続いていたが、今年の出荷量は多く価格も下がっている。「こんなときこそ、多くの人に食べてほしい」と業界は呼びかけている。 昨年12月の漁の解禁後から養殖されたウナギは、40センチ程度に成長し、元気に身をくねらせている。「1年もの」とも呼ばれ、肉質が良く柔らかい。日高水産=同県新富町=の日高良浩社長(31)は「量だけでなく質のいいものがたくさん育った」。今年は昨年より20万匹多い35万匹を育てたという。 同県は、養殖ウナギの生産量が全国3位。2012年度のシラスウナギ採捕量は168キロで、4年連続の減少となり、統計のある1994年度以降で最低だった。2013年度は496キロにアップし、1キロあたりの平均価格も大幅に下がった。1位の鹿児島で
ニホンウナギの絶滅危惧種指定を受けて、日本では「もうウナギを安く食べるのはやめよう」という声が多く挙がらなければならない。専門店だけにウナギを買える免許をもたせて、スーパーやコンビニ、安い外食店でのウナギ提供を規制するのが必要。けれども日本でいままでそうした規制がしかれなかった理由があるんだよなぁ、、、 2014年6月13日 from メルマガ,食材 昨日のWWFのサステナブルシーフードセミナーにご参加いただいた皆様、ありがとうございました。おかげさまで満員だったようです。わたしは30分ほどの対談でしたが、いかがでしたか。 で、そこでも話した訳だけれども、3年ほど前からシラスウナギの漁獲激減が声高に言われ始め、そして2年前から一般のメディアおもにテレビで採りあげられるようになり、昨年の土用の丑の日前にはかなりの番組が「ウナギが食卓から消える?」という論調で特番を組むことになったわけだ。 し
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dragoner@2日目東ポ43a @dragoner_JP 全く同意しますけど、日本人って食に関しては群を抜いて傲慢ですから RT @ziruziru0828 “@dragoner_JP: ※基本的に魚介類嫌いなのでへっちゃらな人の発言です” いや、魚好きほど、魚食べるの控えなきゃなあとか思わんといかん局面だと思いますよ今や 2014-04-18 23:34:08 ジルジル🌈 @ziruziru0828 “@dragoner_JP: 全く同意しますけど、日本人って食に関しては群を抜いて傲慢ですから “ そう、傲慢。うちの母の話で恐縮ですが日本人の乱獲でうなぎもマグロも絶滅みたいな話しても「いや、中国韓国が悪い(はず)」みたいな感じで聞く耳持たない 2014-04-18 23:37:58
春までの漁期を残し、主要な産地では、すでに昨年の漁獲量を大幅に上回っている。昨年は1キロ・グラム当たり248万円まで高騰した取引価格が、50万~60万円に値下がりしている。早ければ半年で成魚になるといい、今夏以降には、店頭でのウナギの値下がりも期待できそうだ。 国内有数の漁獲量を誇る高知県では、昨年12月下旬の解禁から2月15日までの漁獲量が248キロ・グラムとなり、過去最低だった昨季(23キロ・グラム)の10倍を超えた。好漁の要因について、県の担当者は「黒潮の流れが変わり、海流に乗って来たのではないか」と推測するが、真相は不明だ。 鹿児島県でも、2月15日時点で漁獲量が501キロ・グラムに上り、昨季全体の149キロ・グラムを大幅に上回る。台湾など海外でも比較的、今年の稚魚漁は好調とみられる。台湾産や中国産の稚魚が集まる香港からの昨年12月の輸入量は約5・5トンで、前年同期(約0・6トン)
ウナギの養殖に使う稚魚シラスウナギの取引価格が、昨年の高騰から一転し急落している。昨シーズンは1キロ当たり300万円前後だったが、今年は漁獲高が回復し、現在では80万円前後と約3割の水準まで低下している。 中国や台湾と取引する商社などによると、昨年11月時点のシラスウナギの輸入価格は1キロ当たり250万円以上と高止まりしていたが、今年に入り100万円を切った。 国内でも九州、四国を中心に好漁で、養殖業者の仕入れは順調。昨年は、4月までに稚魚12トンが全国の養殖池に入ったが、今年はその量をすでに上回っているという。ただ、ウナギの生態は謎が多く、漁獲高が回復した理由も不明だ。 活ウナギの卸価格は昨夏以降、1キロ当たり6千円前後と過去最高の水準。価格高騰に耐えきれず、閉業するウナギ店も相次いでいただけに「まずは一息付けた」(全国鰻蒲焼商組合連合会)との声が上がる。 とはいえ、7月の最需要期にウナ
一緒に、美味しいドジョウを食べに行ったり、一緒においしい馬肉を食べに行ったりしている友達から、今度は「おいしい鰻を食べにいこうぜ!」と誘われて、行ってきました。 世田谷区にある、「一二三(ひふみ)」さん、です。 創業して約80年になる老舗のうなぎ割烹です。 世田谷線の松陰神社前から徒歩3~4分くらいのところにあります。 松陰神社前「一二三(ひふみ)」のレポート 住宅街にとけ込むお店。 お店は、住宅街の細い路地に面した場所にあります。周りの住宅に馴染んでいて、夜は若干わかりづらいかもしれませんので、訪問される際はしっかりと場所を確認してから行きましょう。 さあ、お店の前に着きました。 食べるぞー。 キレイな店内 お店の中はシンプルでスッキリとととのった印象です。4人席のテーブルが二つに、2人席のテーブルが二つ。 全部で、12席です。 この、一二三(ひふみ)さんでは、注文を受けてから活鰻を調理
古い角質を食べて肌をきれいにしてくれると、日本で一時期もてはやされた“ドクターフィッシュ”。英国でもこの数年で人気が出始め、美容施設や温泉などで同じような魚を利用したサービスが増えたという。そうした中、先日英国で行われたある会議の中で、こうしたサービスの広がりに警鐘を鳴らす専門家が紹介した、中国の男性の身に起きたとされる出来事が“信じられない事例”として、大きな話題になったそうだ。 英紙デイリー・メールやガーディアンなどによると、この話は先日開かれた英国公認環境衛生協会という団体が主催する会議の場で、ドクターフィッシュ利用に対するガイドライン策定を求める専門家が紹介。英国でも2011年頃から人気になったとされるドクターフィッシュのサービスは、一時に比べれば陰りは出て来たものの、今でも施設やイベント会場などで広く提供されているのが現状で、最近では温泉施設などに中国からアイデアが持ち込まれたと
先進国で漁業は成長産業 日本の漁業は衰退の一途を辿っている。日本の漁業従事者は、ピーク時の100万人が、現在は20万人を割りこみ、さらに減少を続けている。平均年齢は60歳を超えた。漁村の限界集落化が進んでいる。日本の漁業は、縮小再生産どころか、消滅しかねない状況である。 漁業従事者の高齢化は、ここ数年間に始まったことではない。何十年も新規加入が途絶えた状況を放置してきた結果である。日本の漁業はすでに産業として成り立っておらず、一般の企業だったら、とっくに倒産している状態を補助金で維持している。漁業者の平均所得は、200万円程度。年金の足しにはなるが、これから家庭を持つ若者が、夢を持って参入できる環境ではない。「仕事がきつい。収入は悪い。そんな漁業には、いくら息子といえども、入ってこないのは当然です」と、年配漁業者は肩を落とす。 漁業の存続には、漁業収入の改善が急務である。中長期的に安定した
日本人に親しまれてきたウナギとマグロが近い将来、食べられなくなるかもしれない。生息数の激減で漁獲や取引の世界的な規制強化が確実視されているからだ。そんな状況を打開しようと、政府は天然資源に頼らない完全養殖の大規模な商業化を平成32年までに実現する方針を決定、国を挙げた研究が進んでいる。 国際自然保護連合(IUCN)は7月、乱獲で激減しているニホンウナギを、絶滅危惧種としてレッドリストに載せるか本格的な検討を開始した。クロマグロは22年のワシントン条約締約国会議で国際取引の全面禁止が提案され、日本などの反対で否決されたが、漁獲量管理の厳格化を求める国際世論は強まっている。日本の食文化を絶やさないためには養殖が不可欠だが、天然の稚魚を育てる普通の養殖は、結局は天然資源の動向に左右されてしまう。抜本的な解決策は成魚から採卵して人工授精し、また成魚に育てる完全養殖の実用化だ。 ウナギの完全養殖は2
◆気になる記事『高いけど、ウナギでスタミナ 22日は「土用の丑」』 梅雨も終わり、暑い日が続いている今年の夏。 もうすぐ「土用の丑(うし)の日」です!! 私はこの日は毎年、
今日のニュースで2013年のシラスウナギ稚魚の漁獲量が昨年比で42%、過去最低の5.6tという報道がされて話題になってるけど、これどれぐらいヤバいかわかりますか。過去資料と比較してみないと、いまいちピンとこないよね。つくりました。国の資料の抜粋です。 見ての通りで特に付け加えることもないのですが、ピーク時には250t近く獲れたものが5tになった状況で、まだ漁業規制が敷かれてないというのがすごい。この状況に関する、水産資源管理研究者の勝川氏の言。 ウナギをどう看取るか? - 勝川俊雄 公式サイト 結論からいうと、ウナギは、もう詰んでいる。(略)日中台が協力して、これから禁漁したとしても資源が回復するかは微妙な情勢ではあるが、禁漁に近い措置を獲れる可能性はほぼ無い。 10年前なら、ニホンウナギを持続的に利用するという選択肢はあったかもしれないが、もうそういう段階ではない。「ニホンウナギの最後を
ウナギの稚魚であるシラスウナギのことしの漁獲量は、乱獲による資源の減少によって過去最低に落ち込み、取り引き価格は5年前の3倍以上に高騰していることが水産庁のまとめで分かりました。 国内で消費されるウナギの大半は稚魚のシラスウナギを養殖したものですが、シラスウナギは乱獲によって減少が続いています。 水産庁によりますと、ことし養殖業者が確保したシラスウナギの量は12.6トンと、去年より21%減少していたことが分かりました。 このうち国内での漁獲量は5.2トンと、不漁が深刻だった去年よりもさらに42%減少し、今の方式で統計を取り始めてから過去最低に落ち込みました。 このためシラスウナギの取り引き価格は一段と上昇し、水産庁が業界団体に聞き取りを行ったところ、1キロ当たり248万円と去年よりも33万円高く、5年前の3倍以上に高騰していることが分かりました。 ウナギを巡っては、野生生物の専門家などでつ
緑色蛍光タンパク質 蛍光タンパク質というと、2008年のノーベル化学賞の受賞対象となった緑色蛍光タンパク質(GFP, Green Fluorescent Protein)が有名だ。これは、1960年代に下村脩博士によってオワンクラゲから発見された。 そして、30年が経過して1990年代にGFP の遺伝子が単離され、生きた細胞にその遺伝子を導入するだけで蛍光を作り出すことができることが明らかになって以来、生物学研究における重要なツールとして、多くの研究者に利用されている。 しかし、蛍光を発するのはオワンクラゲだけではない。葉緑体も蛍光を発しているし、サンゴやイソギンチャクなど、オワンクラゲ以外のたくさんの生物種から新しい蛍光タンパク質が発見されている。色も緑色以外に、様々な蛍光色を発する蛍光タンパク質が発見されている。 鹿児島大学の林征一教授(当時)らは、緑色蛍光タンパク質がニホンウナギの筋
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