ワクワクが止まらない! 次世代技術で前進する映像文化の近未来:麻倉怜士の「デジタル閻魔帳」(1/4 ページ) 5月末に行われたNHK放送技術研究所の一般公開「技研公開2015」では、SHV(スーパーハイビジョン)に関わる多くの技術が公開された。後編ではレーザーバックライト技術や、低ビットレート転送、ホログラムメモリーといった技術を中心に見ていく。次世代のスタンダードとなるさまざまな工夫が凝らされた技術群を前に、麻倉氏も興奮を隠せない様子だ。 BT.2020対応を実現するレーザーバックライトディスプレイ 麻倉氏:前編ではJVCのプロジェクターで色を語りましたが、テレビモニターでも色に関するソリューションが提示されました。バックライトにレーザー光源を用いた液晶ディスプレイです。 ――レーザーバックライトといえば、三菱電機の“REAL”が思い当たります。三菱のレーザーバックライトは赤色の表現に定
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