マイクロソフトは、Microsoft Azure上で人為的に障害や性能低下などを発生させることで、アプリケーションの耐障害性を確認し改善できる、いわゆるカオスエンジニアリングを実現する新サービス「Azure Chaos Studio」をプレビュー版として発表しました。 カオスエンジニアリングはもともと、動画配信サービスのNetflixがAWS上で稼働する同社のサービスの耐障害性を高めるために作り出した方法論です。2012年には人為的に障害をシミュレーションするツール「Chaos Monkey」をオープンソースで公開しています。 参考:サービス障害を起こさないために、障害を起こし続ける。逆転の発想のツールChaos Monkeyを、Netflixがオープンソースで公開 このChaos Monkeyの名称などから、こうした障害のシミュレーションを用いる手法を「カオスエンジニアリング」と呼ぶよう
