2010年に産総研が能登半島北部沿岸に連なる活断層を報告していた。石川県はそれを津波想定には生かした(2011)のに、揺れの想定には取り入れず、今回の地震被害の過小評価につながった。対応の初動遅れもそのせいかもしれない。
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6434人が命を落とした阪神・淡路大震災から間もなく17年となる。昨年、東日本大震災で頻繁に使われた「想定外」は、私たちが再び耳にする言葉だった。防災の生命線ともいえる想定が、繰り返し机上の空論に終わったのはなぜか。歴史に埋もれたその“茂み”に分け入りたい。(安藤文暁、上田勇紀、小川晶) 東日本大震災から半年が過ぎた昨年9月20日、神戸市の元職員が大阪府内の病院でひっそりと息を引き取った。 阪神・淡路大震災前、総務局で防災担当主幹を務めた吉沢博。震災直後、重度のうつ病に陥り、話すことも歩くこともできなくなった。 多くの命が犠牲になるのを目の当たりにし、自責の念に駆られたのだと、死の1カ月後、玄関先で妻が語った。「夫は納得できる備えをしたかったが、組織の判断もあってできなかったんです」 かつて市の「地域防災計画・地震対策編」のまとめ役を務めた吉沢。17年前の悔恨は何も語らず、85歳で生涯を閉
木造や鉄骨造の住宅は、地震でどのように壊れるのか――。日経ホームビルダーでは、過去に取材した様々な実験の結果をまとめ、2009年に連載記事として報じた。今回はその中から特別に、一部の記事を公開する。なお、内容は掲載当時のままであるため、紹介したデータの内容や登場人物の名称、肩書きなどは現在と異なる場合がある。ご了承いただきたい。(編集部) 本誌がこれまでに取材した様々な実験の結果から、地震に強い住宅をつくるためのポイントや、顧客提案につながる考え方を導き出す新連載。第1回は、2004年から06年にかけて実施された一連の実大振動破壊実験を取り上げる。現行の耐震基準ギリギリでは、阪神大震災に耐えられない可能性があることを示した、非常に珍しい実験だ。この住宅はなぜ壊れたのだろうか。
豪華ホテルやファーストクラス利用の“大名海外出張”で批判を浴びた東京都の舛添要一知事(67)だが、新たに公用車での温泉別荘通いが判明した。 27日発売の「週刊文春」によれば舛添知事は昨年4月から1年間、ほぼ毎週、神奈川・湯河原の別荘に公用車で行き来していた。同日、取材に応じた舛添知事は公用車の利用は48回に上り、別荘では書類整理など公務にあたっており、私用ではないとし、「ルール通りにやっており、全く問題はない」と説明した。 永田町関係者は「公用車は私用との境目が難しく、最も気を使うところ。公務だったといっても温泉別荘地のうえに距離が遠すぎる(都心から約100キロ)。しかも毎週末ですから保養と思われても仕方がない。公用車の利用は控えるところです」と指摘する。 危機管理の面も問題視されている。災害が発生した場合、湯河原から都庁に駆けつけるまで時間がかかる。交通網がマヒすれば、トップ不在となる。
久しぶりに坂口安吾の文章を読み返してみたけど、再発見に満ちてるなぁ。彼は自分で仏教の勉強に挫折してたと感じてたらしいが、ほとんど仏教のエッセンスを身に着けてたように思える。坂口安吾全集は丸ごと段ボール箱に入れて封印し、本棚と天井の間に挟んで転倒防止にしてることが、申し訳ない感。
3.11のあの日。古くからの言い伝え「津波が来たら神社に逃げろ」に従った人の多くが生き延びました。そのメッセージは一体どこから来ているのでしょうか?そのヒントの一つが1万8千年続いた縄文文化・縄文人にありました。 2015.03.09
東日本大震災では活躍のサービス 認知度不足? 被災地で必要なものをネット上にアップし、それを見た支援者が代金を払うと商品が届く−−。ネット通販大手「アマゾンジャパン」のサービス「ほしい物リスト」が、熊本地震でほとんど利用されていない。2011年の東日本大震災では活躍したが、認知度不足などから活用されていないようだ。 ほしい物リストは、たとえば避難所の運営者が欲しい商品とその数をネット上に掲載し、支援者がその商品をアマゾンを通じて購入すると、避難所に商品が届く仕組み。必要な物資を必要な量だけ調達できる利点があり、東日本大震災では、仙台市などが活用し、7000カ所以上の避難所や個人宅などに10万個以上の物資が届けられた。伝言欄もあり、避難所と支援者のコミュニケーション作りに役立った。南海トラフ巨大地震の被害が予…
熊本地震の被災地に支援物資を届ける企業の動きが本格化してきた。東日本大震災など過去の災害の教訓で開発された商品もある。ただ余震が続き、インフラも寸断された中で受け入れ体制は整っておらず、各社は状況を見極めながら支援を進めている。 企業による被災地支援の動きも本格化している。「すき家」を展開するゼンショーホールディングスは18日、約2千人が避難する熊本県益城町の「阿蘇熊本空港ホテルエミナース」で、昼と夜の2回、温かい牛丼計2500食を無料で提供した。東京都内から調理設備のあるキッチンカーを出し、8人のスタッフが温かい牛丼を炊き出した。19日以降も続ける予定だ。広報担当者は「温かい牛丼で少しでも喜んでもらい、避難生活を乗り切ってほしい」。 震災直後は飲食料品の要望が高いが、日用品のニーズも増えてくる。花王やユニ・チャームなど衛生用品メーカー各社は、業界団体を通じて18日までに子ども用おむつ6万
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東京都防災ホームページをリニューアルしました 東京都防災ホームページは、平成31年3月にリニューアルを実施しました。 新しいウェブサイトは次のリンクからご覧ください。 新サイトのトップページ 新サイトの携帯版トップページ なお、サイトのリニューアルに伴い全ページのアドレス(URL)が変更になりました。 そのため、旧アドレスでアクセスされた方はページに直接たどり着くことができません。 お手数をお掛けしますが、新サイトのトップページ又はサイトマップから検索していただくとともに、 お気に入りやブックマークにご登録をいただいている方は、登録の変更をお願いいたします。 新サイトのサイトマップ 主なページへのリンク・URL 東京都防災マップ https://map.bousai.metro.tokyo.lg.jp/ 防災ブック「東京防災」 https://www.bousai.metro.tokyo.
東京都町田市の金属加工会社「シバタテクラム」の工場火災で、同社が消防当局の指導を無視してマグネシウムの取り扱いを届け出ていなかったことが26日、消防関係者への取材で分かった。その結果、東京消防庁の消防隊は出火直後、工場内のマグネシウムを認識できないまま放水し、爆発的に炎上していたことも判明。同社は市側の指導に従っていなかったことも明らかになっており、度重なる指導無視が被害を拡大させた疑いが強まっている。 この火災で重体となっていた工場長の千田正記さん(42)=横浜市港北区鳥山町=が同日、全身やけどで死亡。ほかに従業員の男性1人が重体、男女6人が重軽傷を負っている。警視庁は業務上過失致死傷の疑いもあるとみて出火原因を調べている。 消防関係者によると、今月13日の火災発生時、工場内には少なくともマグネシウム80キロとアルミニウム20キロなどが保管されていたとみられるが、地元の町田消防署への届け
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