2001年の日本語版の刊行から15年以上経過しつつ、よりその価値が増す書籍『イノベーションのジレンマ』。しかし、これだけの月日が経ち注目度が高まりながらも、その本質は誤解されやすい。そう、それが本連載のタイトルである『「イノベーションのジレンマ」の“大誤解”』という状況です。本連載では、どうしてそのような誤解が生まれるのかから始め、では日本企業は本質をどのように捉えるべきなのか、そして、事業開発に活かすのか。そのようなことを目標に置く連載です。著者チームは、「コーポレートアクセラレーター®」事業を含めて、大企業の事業開発を支援する我々、株式会社ゼロワンブースターの鈴木、合田に加え、慶応大学大学院政策メディア研究科の村上恭一教授にアカデミックな論考を加えて頂き、実践知と学術知を融合させてコラムを展開してまいります。 『イノベーションのジレンマ』にある指摘を“教科書どおり”に抱えている日本企業
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