復活したモザイクタイル画「ダンス」を見る客たち=1日午前、大阪市中央区の高島屋大阪店、小林裕幸撮影 大阪万博のシンボル「太陽の塔」などで知られ、今年で生誕100年を迎える芸術家、故岡本太郎さんのモザイクタイル画「ダンス」が、約40年ぶりに高島屋大阪店(大阪市中央区)に復活した。1969年ごろまで大阪店の大食堂に飾られていたもので、約4カ月間に及ぶ修復を経て、7階レストラン街で再び客を出迎える。 増床・改装を経た大阪店が3日に全面開業するのを前に1日午前、除幕式があった。1センチ四方、38色のタイル約5万7千個が敷き詰められた「ダンス」は、たて約2.4メートル、横約3.5メートル。青を基調に、赤や黄色などの鮮やかなタイルが躍動的なうねりをつくる。 大食堂の閉鎖後は、大阪店の近くで保管されていたが、タイルを製造したINAX(愛知県常滑市)の協力で修復。増山裕店長は「一人でも多くの方に見て