Photo by Justin Sullivan/Getty Imagesかつて環境意識の象徴として絶大な人気を誇ったテスラが、映画の都ハリウッドで急速に支持を失っていると、米ハリウッド・レポーターが報じている。その主な要因は、同社のイーロン・マスクCEOの物議を醸す言動にあるという。 テスラは約10年前、ハリウッドで憧れのアイテムとしての地位を確立した。環境メディア協会(EMA)のデビー・レビンCEOは「テスラは電気自動車の代名詞となり、環境への配慮を示すステータスシンボルだった」と振り返る。 しかし、状況は一変している。米自動車調査会社オートパシフィックのエド・キム社長によると、カリフォルニア州におけるテスラの販売台数は今四半期だけで約25%も減少。電気自動車市場全体が拡大する中、テスラだけが縮小しているのだ。 この急激な人気低下の背景には、マスクCEOの右寄りの政治的発言や行動がある
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