<かつての最先端が「時代遅れ」に...テスラ、競合EVに敗北の傾向> テスラ車といえば、かつては環境意識が高くて先見性があり、先端技術に詳しい層にとって究極のステイタスシンボルだった。だがそれは過去の話。イーロン・マスクCEOの最近の政治姿勢や言動の影響で、テスラは売れ行きも世間の見方もフリーフォール状態にある。 その状況は数字が物語る。電気自動車の専門誌EVマガジンによると、1月のテスラの販売台数はフランスで63.4%、ドイツで59.5%それぞれ下落し、多少は寛容なイギリスでさえ12%減少した。
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