2020年の12月から「はまなかあいづTODAY」で導入されたバーチャルスタジオ。今回は、バーチャルスタジオの仕組みを技術職員が語ります。 実は狭いニューススタジオ 放送映像を見ると、広そうに感じるニューススタジオですが、奥行きは7m程度です。そのため、大きなセットを建てようとすると、奥行きが足りず、平面的なセットが基本でした。また、天井には、照明器具があるため上方向にも制限がありました。 2018年度~2020年度までの「はまなかあいづTODAY」セット このような狭いスタジオをより有効活用するために導入したのが、今回特集するバーチャルシステムです。コンピューターグラフィックス(Computer Graphics: CG)技術を活用し、仮想空間上にスタジオを作り、出演者があたかも仮想空間のスタジオにいるかのように見せることができます。 仮想空間のスタジオに入り込む仕掛け 仮想空間上のスタ
