はじめに:Arelって何? みなさん、Arel(アレル)ってご存知ですか? ArelはActive Recordの内部で使用されるSQL生成ライブラリです。 Railsのクエリの書き方をググると、ときどきArelを使った実装例が見つかるので、見たことがある、もしくは何度か使ったことがある、という人もいると思います。 Arelをよく知らない人のために、Arelの利用例をちょっと見てみましょう。 たとえば「コメント文中に、"ruby"が含まれるユーザープロフィールを検索したい」という場合、Rails標準のクエリインターフェースを使うと条件部分のSQLを文字列で書く必要があります。(PostgreSQL環境を想定) ご覧のとおり、Arelを使うと文字列でSQLを書くことなく、Rubyのコードとしてクエリを書くことができます。 なので、Arelは「SQLを書かなくて済む!」とか「Rubyのコードと
