経営破綻（はたん）した英会話学校「ジオス」の事業を運営することになったジー・エデュケーション（名古屋市北区）の小野誉之（たかし）社長は２６日、産経新聞の取材に応じ、平成１９年に引き継いだ英会話学校「ＮＯＶＡ」とジオスの両ブランドを当面、併存させる方針を示した。 ジー・エデュケーションはジオスの事業を引き継いだジー・コミュニケーションの教育事業子会社。小野社長は両ブランド併存について「ＮＯＶＡは講師が全員外国人に対し、ジオスは上級者のみ外国人講師をあてている。さまざまな受講生のニーズに応えられる」と語った。 両ブランドにまたがる形での教室の再編については「ジオスを引き継ぐ前の段階で、教室数が減っている」とし、ジオスブランドでは当面２３０校体制を維持する考えを示した。 小野社長は「採算性を高める工夫が必要」とし、両ブランドの管理部門の統合などの合理化を進めることで「１年以内で営業黒字化が可能だ
