人の歩き方を細かく分析して歩く癖などから個人を特定する最新の技術が14日、東京・江東区で報道陣に公開されました。この技術は事件の捜査などに役立てようと、警察が試験的に活用を始めています。 歩く人の姿をカメラで撮影し、その速さや姿勢、手と足の振り方など8つの項目について調べて、性別や年齢だけでなく、歩き方の特徴を細かく分析します。これまでに集めたおよそ4000人のデータでは、歩き方を詳しく分析することで90%以上の確率で個人を特定できたほか、歩き方から年齢を推定すると、これまでのケースでは実際との誤差は6歳程度だったということです。 この技術を活用すると防犯カメラに映った人物が犯人なのかどうか絞り込むことができ、50メートルほど離れていたところを撮影した映像でも解析が可能だということです。八木所長が開発した技術については、警察も試験的に使い始めていて、これまでに事件の犯人を逮捕する重要な手が
「止まっていると思っていた絵画や写真が、突然ゆれたりしゃべったり」――NTT(持ち株会社)は2月17日、印刷物など静止画に光のパターンを投影することで、まるで動いているかのような印象を与えられる技術「変幻灯」を開発したと発表した。人間の錯覚を利用した技術で、広告やインテリア、エンターテインメントなど幅広い分野での応用できるとしている。 静止画が動く映像をコンピュータで生成し、そこからモノクロの動き情報を取り出したものを、静止画に重ねて投影。静止画に含まれている色や形はそのまま見え、モノクロの動き情報が重なっている状態で、実際には動画にはなっていないが、人間の脳はこれらの情報を統合し、まるで動画であるように知覚する。 炎の写真に変幻灯を投影して揺らめいているように見せたり、肖像画に変幻灯を投影して肖像がしゃべっているように見せたり、ポートレート写真に変幻灯を投影して被写体が動いたりまばたきし
本家記事より。オバマ時期米大統領の政権移行チームは「宇宙太陽発電 -エネルギー自給と気候変動へのソリューション(Space Solar Power –A Solution for Energy Independence & Climate Change)」(pdf)なる白書を発表、一般からの意見を公募している。 この白書は民間の非営利組織「宇宙フロンティア財団」によって作成され、新政権が宇宙太陽発電の開発・整備を国家の優先事項とするよう提唱している。 白書によると宇宙太陽発電はNASA管轄下なのか、エネルギー省管轄下なのかが明確にされておらず、現在まで見過ごされてきたとのことで、他の再生可能エネルギーとは異なり、季節や時間、天候などに左右されない安定性や、スケーラビリティに秀でており、長期的な利点が多いとしている。また、開発の主要な課題は宇宙船開発と宇宙輸送のコストの高さにあると指摘してい
[エルサレム 25日 ロイター] イスラエルのコンピューター科学者のチームが、人の顔に対する先天的な好みについての研究結果に基づき、外見を大きく変えずに「写真上の」見た目を最適化するソフトウェアを開発した。 当地にあるヘブライ大のDani・Lischinksi教授は「この技術を利用し、例えばウェブサイトにアップロードした写真を魅力的にする製品などを作ることができる」としている。 同ソフトウェアは見た目を微妙に改善して効果を上げるものの、わずかな鼻の湾曲を直すことさえしないため、その人物と写真はどう見ても同一人物に見えるのが特徴だという。
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